陸生植物における葉緑体PSBDプロモーターの比較分析【JST・京大機械翻訳】

Shimmura Shuichi; Nozoe Mikio; Nozoe Mikio; Kitora Shota; Kin Satoko; Matsutani Shigeru; Matsutani Shigeru; Ishizaki Yoko; Nakahira Yoichi; Nakahira Yoichi; Shiina Takashi

文献

J-GLOBAL ID：201802224672195288 整理番号：18A0806256

陸生植物における葉緑体PSBDプロモーターの比較分析【JST・京大機械翻訳】

Comparative Analysis of Chloroplast psbD Promoters in Terrestrial Plants

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資料名：
巻： 8 ページ： 1186 発行年： 2017年
JST資料番号： U7094A ISSN： 1664-462X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：スイス (CHE) 言語：英語 (EN)

色素体ゲノムによりコードされる光合成遺伝子の転写は,プラスチドコード化プラスチドRNAポリメラーゼ(PEP)と呼ばれる原核生物型RNAポリメラーゼにより主に仲介される。標準PEP依存性プロモーターは,いわゆる-10および-35要素を含む細菌シグマ-70型プロモーターに似ている。一方,-35要素のすぐ上流の19bp AAGボックスにより調節される異常な光およびストレス応答プロモーター(psbD LRP)は,いくつかの被子植物においてpsbD-psbCオペロンの上流にマッピングされている。しかしながら,植物進化におけるpsbD LRPを含むAAGボックスの発生は,不明のままである。著者らは,11の胚植物におけるpsbDプロモーターを,異なる進化段階において,生葉植物から被子植物まで異なる進化段階でマッピングした。psbDプロモーターはpsbD翻訳開始部位の約500~900bp上流にほとんどマッピングされ,psbD mRNAは共通して異常に長い5′-UTR伸長を有することを示した。psbDプロモーターの-10要素は,全ての胚植物で良く保存されているが,-35要素では保存されていない。著者らは,AAGボックス配列がGnetaceae植物を除いて被子植物および裸子植物において高度に保存されていることを見出した。さらに,部分的なAAGボックス様配列は,コケ,ホルノー,およびlycophyteのようないくつかの基本的な胚植物のpsbDプロモーターにおいて同定されているが,liverwortはAAGボックスを含まない標準的なPEPプロモーターを有している。これらの結果は,psbD LRPのAAGボックス配列が基礎胚植物のAAGボックスの原始型から進化している可能性があることを示唆する。一方,単為植物(シダ)は,潜在的な-35要素の上流の異なるcis-エレメントから成るもう一つのタイプのpsbDプロモーターを使用する。さらに,psbD発現は,良く保存されたAAGボックス配列を有するが,裸子植物または基底被子植物において光により調節されないことを見出した。従って,psbDプロモーターを含むAAGボックスの獲得はpsbD-psbCオペロンの光誘導転写と直接関連するとは思われない。光とストレス誘導の転写は,陸生植物進化の間に独立して複数回進化した可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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進化論一般

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