文献

J-GLOBAL ID：201802224713995246   整理番号：18A1489107

オーストラリア,Eromanga盆地の北東部におけるToolebuc層中のシェールガスの地球化学的特徴と可能な起源【JST・京大機械翻訳】

Geochemical characteristics and possible origin of shale gas in the Toolebuc Formation in the northeastern part of the Eromanga Basin, Australia

著者 (5件)： Jiang Kaixi (State Key Laboratory for Mineral Deposits Research, School of Earth Sciences and Engineering, Nanjing University, Nanjing, 210023, China) ,  Lin Chunming (State Key Laboratory for Mineral Deposits Research, School of Earth Sciences and Engineering, Nanjing University, Nanjing, 210023, China) ,  Zhang Xia (State Key Laboratory for Mineral Deposits Research, School of Earth Sciences and Engineering, Nanjing University, Nanjing, 210023, China) ,  He Wenxiang (College of Resources and Environment, Yangtze University, Wuhan, 430100, China) ,  Xiao Fei (Shenyang Center of Geological Survey, China Geological Survey (CGS), Shenyang, 110034, China)
資料名： Journal of Natural Gas Science and Engineering  (Journal of Natural Gas Science and Engineering)
巻： 57  ページ： 68-76  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3282A  ISSN： 1875-5100  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Eromanga盆地の北東部の6つの井戸から採取した頁岩岩と頁岩ガス試料の地球化学的特徴を詳細に分析した。その結果,これらの頁岩岩は熱的に未成熟のタイプII有機物に富み,頁岩ガスは少量のC_2H_6とC_3H_8を伴うCH_4(65%~83%)によって支配されることを示した。それらのδ13C_CH_4(-53.9‰~-51.1‰)とΔDC_1(-236‰~-205‰)値は,シェールガス試料が発熱性ガスと生物起源ガスの混合物を表すことを示す。この推論は,実際に測定されたδ13C_CH_4値が理論的δ13C_CH_4値(-47.31‰から-45.57‰)より著しく軽いという事実によっても支持される。生物起源メタンは一次生物起源ガスであり,CO2還元により生成される。二次生物起源ガスは,頁岩岩石からのコア抽出物における非生物分解飽和炭化水素の存在により除外され,それらのδ13C_CO2値は2‰よりも軽いという事実である。著者らの推定によると,一次生物起源と初期熱発生メタンの割合は,それぞれ22.2%から31.4%と68.6%から77.8%の範囲であった。したがって,ここで研究したシェールガスは,少量の生物起源ガスの混合を伴う初期の熱発生ガスによって支配される。頁岩システムの比較的安定した構造的環境と良好なシーリング能力は,研究地域のToolebuc層における頁岩ガスの保存を制御する上で重要な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二酸化炭素 ,  同位体存在比 ,  岩石 ,  頁岩 ,  *オーストラリア連邦 ,  *シェールガス ,  生物分解 ,  *盆地 ,  有機物
準シソーラス用語： 抽出物 ,  生物起源 ,  地球化学的特徴 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： シェールガス ,  同位体組成 ,  初期熱発生ガス ,  一次生物起源ガス ,  Eromanga盆地

分類 (4件)： 石油・ガス鉱床  (DE09050D) ,  同位体地質学  (DD01042T) ,  石炭鉱床  (DE09060O) ,  有機地球化学  (DD01043K)

タイトルに関連する用語 (5件)： オーストラリア ,  盆地 ,  シェールガス ,  地球化学的特徴 ,  起源