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J-GLOBAL ID：201802224803682574   整理番号：18A1229569

ヘルバルトの基本図形の認識論:ペスタロッチとの対比を通して

Herbart’s Recognition Theory of Basic Figures: Through a Comparison with Pestalozzi’s Learning Theory

著者 (1件)： 岸本忠之 (富山大 人間発達科学)
資料名： 科学教育研究  (Journal of Science Education in Japan)
巻： 42  号： 2  ページ： 151-159  発行年： 2018年06月10日 
JST資料番号： L3340A  ISSN： 0386-4553  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文の目的は,Pestalozziの認識論と比較して,基本図形のHerbartの認識論を再構築することである。Pestalozziのアイデアは,以下のように,「数」は「時間」の概念に対応し,「図形」は「空間」の概念に対応するというKantの哲学に基づいていたことが示されている。Herbartのアイデアは,19世紀のヨーロッパでよく知られていた「組合せ理論」または三角法に基づいていた。従って,Pestalozziは基本図形として正方形を決定したが,Herbartは三角形を選択した。従って,Pestalozziの学習理論を議論するための視点を用いることにより,基本図形のHerbartの認識論の概要を以下のように描出することができる。(1)位置決定の方法,(2)建設材料の使用,(3)命名の重要性。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 学校教育 ,  *数学 ,  *三角形 ,  三角測量 ,  哲学
準シソーラス用語： *数学教育 ,  認識論

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 図形 ,  認識論 ,  対比