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J-GLOBAL ID:201802224830734092   整理番号:18A1011338

東京における強い夏季降水の数値予報における都市環境の役割と影響

Role and Impact of the Urban Environment in a Numerical Forecast of an Intense Summertime Precipitation Event over Tokyo
著者 (6件):
資料名:
巻: 96A  ページ: 77-94  発行年: 2018年05月31日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2011年8月26日午後に東京で豪雨が降り,洪水および住民,商業,及び官公庁に大きな混乱をもたらした。150mmを超える降水量をこの日に都市中心で観測し,時間累積値は午後遅く90mmの高い値に達した。この事例の数値予報を,TOMACS(極端気象に強い都市創りに向けての東京都市圏での対流雲の研究)の文脈において,GEM(全球環境多重規模)モデルの250m格子間隔バージョンを用いて行った。全球25km上層大気解析からのみの初期値設定にも拘らず,結果はGEMが東京におけるこの強い降水を正しい位置と時間に関して生成できた事を指示した。都市地表面スキームを切って,丈の高い草で置き換えた感度試験は,この都市環境が,その発生またはその時期を除いて,降水強度に相当な影響を有する可能性を示唆した。GEM積分からの診断に基づいて,降水強度の増加は,都市自体からの熱と湿度の増加した地表面フラックスに対するよりも東京湾からの低高度の湿潤静的エネルギーの側方流入の強化に関連するように思われた。この都市の降水強度の増加に直接寄与したと推測されるシミュレーションから,高い相当温位を局所的に有する低高度バンドの存在は,この付加的な湿潤エネルギーが東京地域を通じて不均一に分布されたことを指示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 

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