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J-GLOBAL ID:201802224845430712   整理番号:18A1981959

温室トマト植被における光環境の多点連続分光分析のためのディジタル製造移動分光計

Digitally Fabricated Mobile Spectrometer for Multipoint Continuous Spectroscopic Analysis of Light Environment in Greenhouse Tomato Canopies
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 149-155(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Z0802B  ISSN: 1880-554X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マイクロ電気機械システム(MEMS)センサを特徴とする低コスト分光計を設計し,ディジタル製造技術を用いて製作した。分光計は三次元プリンタを用いてケヤキ葉形状ケースに形態化した。Arduinoスケッチプログラミング言語で書かれた制御ソフトウェアは,400~800nm範囲の光子のフラックスを,1nm分解能で,5分毎に測定した。得られたデータは,読点分離値フォーマットにおけるマイクロSDメモリカード上で保存された。この分光計は,タイプB汎用シリアルバスマイクロコネクタと10Ah移動バッテリーを用いて,3d以上連続的に動作した。和歌山県の実験温室においてトマト植被の内側と外側に4つの製作した分光計を設置し,9日間の光子の分光フラックスを連続的に測定した。トマト葉におけるフィトクローム光平衡の定量的変化を,連続分光分析からのデータを用いて推定した。トマト植被における照明に及ぼす葉下剪定の影響を葉面積指数の観点から定量化した。著者らは,提案したこの低コスト高移動度分光計が植物生産分野で使用されることを期待する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  分光法と分光計一般  ,  植物生理学一般 
引用文献 (14件):
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