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J-GLOBAL ID：201802224915146558   整理番号：18A0606067

超伝導による磁気浮上工具を用いた研磨技術に関する研究

著者 (6件)： 田中佑季 (九州工大) ,  中島秀隆 (九州工大) ,  平松佑太 (九州電力) ,  KHAJORNRUNGRUANG Panart (九州工大) ,  小田部荘司 (九州工大) ,  鈴木恵友 (九州工大)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 62  号： 4  ページ： 219-220  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,精密加工技術では,加工形状の複雑化や加工精度の向上の進行に伴い,工具干渉の問題が顕在化している。そこで本研究では,ピンニング効果などの超伝導現象を利用した磁気浮上工具を適用した研磨プロセスに適用した。この研磨法では磁気浮上工具の位置制御を行うことで,工具干渉の問題の軽減が可能である。本研究ではピンニング効果によって磁気浮上工具が空中で初期位置に復元する力(以後,引力と記載)を計測した。その結果,引力は超伝導バルクと磁気浮上工具の距離が近いほど増加した。ここでは引力が磁気浮上工具と超伝導バルク間の変位が4mmまで増加し,6mmまで一定であった。次に,固定砥粒パッドを用いて研磨圧力と回転数の影響について評価した結果,研磨圧力および回転数が高くなるにつれ,研磨量が増加した。(著者抄録)

シソーラス用語： 超伝導 ,  *磁気浮上 ,  *研磨 ,  工具 ,  圧力 ,  回転数 ,  数値
準シソーラス用語： 除去量

分類 (1件)： 研削  (QC03000R)

引用文献 (5件)：

• 1) 帯川利之,笹原弘之:はじめての生産加工学,講談社,東京都文京区音羽(2016).
• 2) 特開2017-094442出願人:九州工業大学(単願)鈴木,小田部,日高.
• 3) 鈴木恵友:超伝導援用による磁気浮上工具を用いた中空加工技術に関する研究,2016年度 JST新技術発表会,(2016) .
• 4) 日高裕ら:超伝導バルクを利用した磁気浮上工具による中空加工技術に関する研究,2016年度精密加工学会春季大会学術講演会,(2016) R35.
• 5) Y.Hiramatsu, E.S.Otabe et. al: Journal of Physics, Conf. Series 871 (2017) 012048.

タイトルに関連する用語 (5件)： 伝導 ,  磁気浮上 ,  工具 ,  研磨 ,  研究