抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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女性患者、47歳。身体所見:右腎腫瘍6カ月、軽度の腰腹部疼痛を伴い、特殊な治療を受けなかったが、15日前に患者の腰腹部疼痛が増悪した。身体所見は陽性ではなかった。尿検査:白血球数は60.8/μL(正常値:0~28μL)であった。腫瘍マーカーの検出は陰性であった。腎臓CT検査では、右腎中部に実質的な混合密度影があり、大きさ約5.3 cm×4.8 cmで、分離、石灰化が見られ、嚢胞性部分CT値23 HU、増強スキャン均一軽度強化、3期値約26 HU、25 HU、24 HUであった。実質性部分CT値は約42HUで、増強スキャン不均一遅延が強化し、強化程度は腎実質より低く、3期値は約45~56HU、50~63HU、54~65HU(図1~3)であった。悪性を除くことができないため、腹腔内視鏡による右腎根治性切除術を行った。術後病理;切除した腎臓の中上部に嚢実性腫瘍が見られ、直径約4cm、腫瘍は集合系と密接な関係があり、断面の大部分は実質性、軟、褐色、半透明で、中央に嚢腔があり、直径は1.3cmであった。顕微鏡検査ではAntoni A区とAntoni B区が見られ、局部にVerocay小体、出血、嚢変が見られた(図4,5)。免疫組織化学;S-100陽性、CD34、Desmin、SMA、CD117、Dogg-1はいずれも陰性、Ki-67(1%+)(図6)。病理診断により、腎神経鞘合併出血、嚢胞性変化と診断された。術後2年のフォローアップにより、腫瘍の再発、転移は見られなかった。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】