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J-GLOBAL ID:201802224937934183   整理番号:18A0350396

異なる高温処理への曝露後の花こう岩の熱損傷と破壊機械的挙動に関する実験的研究【Powered by NICT】

An experimental investigation on thermal damage and failure mechanical behavior of granite after exposure to different high temperature treatments
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  ページ: 180-197  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0858B  ISSN: 0375-6505  CODEN: GTMCAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高温における花こう岩の熱損傷と破壊機械的挙動の詳細な理解は,強化された地熱エネルギーの放射性廃棄物処分工学,地下石炭ガス化,および熱採掘における重要な関心事である。本研究では,一軸圧縮試験を,最初の花こう岩の亀裂損傷,強度および変形損傷挙動に及ぼす高温処理(200年,300年,400年,500年,600年,700および800°C)の影響を評価するために実施した。結果は,全てのケースで,花こう岩の亀裂損傷しきい値,強度及び静弾性係数は300°Cで増加し,800°Cの最高温度まで減少する前にことを示した。しかし,花こう岩の静的Poisson比は最初の600°Cで減少し,その後温度と共に急速に増加した。亀裂損傷とピーク軸方向歪は常に温度が増加した場合,増加を示した。しかし,動弾性係数は温度と共に減少したが,動的Poisson比は温度に依存しなかった。温度の緩やかな増加は,花こう岩の延性破壊をもたらした。次に,圧縮されていない花こう岩の熱損傷機構を光学顕微鏡観察によって分析した。25 300°Cで,そのメカニズムは鉱物粒子の熱膨張によって促進されたが,微小亀裂は観察されなかった;400 600°Cで,メカニズムは,長石と石英粒子中の境界亀裂と粒内亀裂の寄与であった;T=700 800°Cで,その機構は粒界亀裂と粒内亀裂の合体と関連していた。内部亀裂進展過程を,アコースティックエミッション(AE)モニタリングを用いた変形中にモニターした。結果は花こう岩の分解プロセスは熱処理温度に依存することを示した。最後に,X線マイクロCTを用いて解析した種々の温度での花こう岩失敗の変形機構。負荷中に,一軸圧縮応力方向は25 600°C,軸方向応力に沿って誘起される引張主亀裂を分割した,花こう岩の脆性破壊過程を支配し,熱損傷は700 800°C,ピーク強度後より延性変形をもたらすで花こう岩の大きな延性破壊過程を決定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球熱学,火山物理学  ,  火山地質学一般  ,  地熱資源 

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