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J-GLOBAL ID:201802224949114260   整理番号:18A1941497

二層磁気分子接合におけるスピンおよび磁気異方性の操作【JST・京大機械翻訳】

Manipulation of spin and magnetic anisotropy in bilayer magnetic molecular junctions
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号: 41  ページ: 26396-26404  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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磁気量子系の電子輸送特性におけるスピン-環境相互作用の役割を理解することは,スピントロニクス素子の合理的な設計の中心である。ここでは,このような相互作用から生じる二つの緊急現象,すなわちKondo効果と磁気異方性を,密度汎関数理論(DFT)と階層的運動方程式(HEOM)アプローチを組み合わせて,Pb(111)基板上の二層遷移金属フタロシアニン(TMPc)(TM=Co,Fe)において理論的に調べた。計算結果は,TMPc/TMPc/Pb(111)接合におけるKondo温度T_Kと磁気異方性エネルギーが,分子中心におけるTM原子の修飾を通して,能動的に調整できることを示した。特に,CoPc/FePc/Pb(111)複合材料は,実験で以前に報告されたCoPc/CoPc/Pb(111)複合材料と同様のスピン1/2Kondo効果を示すが,T_KはCoPcからFePcへの中間デカップリング層の修飾により1桁大きい。さらに,複合系の磁気異方性エネルギーは,中間層を変化させることにより,FePc/CoPc/Pb(111)の容易軸から,FePc/FePc/Pb(111)のD=-11.2meV,E=0.0meVにスイッチすることができた。中間層により与えられた配位子場の異なるスピン-電子結合と対称性に対するこれらの興味深い調整可能性を示した。これらの知見は,吸着質の磁気的性質に対するデカップリング層の重要性を示し,スピントロニクスの設計のための有望な戦略を提供する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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磁気異方性・磁気機械効果一般  ,  無機化合物一般及び元素  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  塩基,金属酸化物  ,  塩 
タイトルに関連する用語 (5件):
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