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J-GLOBAL ID:201802225008682426   整理番号:18A0240988

超高速衛星通信技術 12 HpFPプロトコルによるWINDS衛星の回線品質検査

著者 (11件):
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巻: 63  号:ページ: 153-162  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: F0415A  ISSN: 2187-767X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年TCP/IPベースでのGbpsを超える超高速衛星通信プロトコル開発が進められており,TCP(Transmission Control Protocol)の改良による高速化が様々試みられている。しかし,静止軌道衛星や深宇宙探査衛星などは通信リンクにおける遅延量が大きい。また,KaバンドやKuバンドは気象等に起因するビットエラー発生確率が高くなる傾向にあり,IP通信においてはパケットロスに結び付きやすい。パケットロス率が無視できない高遅延ネットワークにおいてはTCPのスループットは大きく減少することがよく知られており,衛星リンクでのTCP高速化は容易ではない。筆者らは,パケットロス率が無視できない高遅延ネットワークにおいても高い通信性能を発揮する通信プロトコル(HpFP)を開発している。HpFPをベースに開発した通信環境計測アプリケーションhperfによりWINDS衛星のベントパイプ中継モードで通信速度計測を実施したところ,シングルコネクションで理論上の最大値にほぼ等しい1.6Gbpsを達成した。さらに,本研究ではHpFPプロトコルを改良し,巡回冗長検査(CRC)機能を実装した。HpFPを用いてWINDS衛星により誤り検出を行ったところ,衛星リンク上のスループットが100Mbps程度までの通信では全パケットの誤り検出を行うことができることが分かった。本研究ではさらに,スループットが10Mbpsにおける得られた誤り訂正検出率とパケットロス率の相関を調べた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙通信  ,  計算機網 
引用文献 (15件):
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