文献

J-GLOBAL ID：201802225162645416   整理番号：18A0758059

糖尿病のない人々におけるグルココルチコイド誘発糖尿病:文献レビュー【JST・京大機械翻訳】

Glucocorticoid-induced diabetes among people without diabetes: a literature review

著者 (3件)： Alabbood Majid (Faculty of Medicine and Health Sciences, Macquarie University, New South Wales, Australia) ,  Ling Min (Faculty of Medicine and Health Sciences, Macquarie University, New South Wales, Australia) ,  Ho Kenneth (Faculty of Medicine and Health Sciences, Macquarie University, New South Wales, Australia)
資料名： Practical Diabetes (Incorporating Cardiabetes)  (Practical Diabetes (Incorporating Cardiabetes))
巻： 35  号： 2  ページ： 63-67  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2725A  ISSN： 2047-2897  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖尿病患者における血糖コントロールに及ぼすグルココルチコイドの影響は,文献において広範囲に研究されている。しかしながら,糖尿病のない患者におけるグルコースホメオスタシスに対するその影響に関するデータは少ない。本レビューは,高用量グルココルチコイドを受けた糖尿病のない人々におけるグルココルチコイド誘発糖尿病の発生率を調査し,その関連危険因子を決定し,グルコースホメオスタシスに及ぼす高用量グルココルチコイドの影響を調べることを目的とした。4つのデータベース(Ovid Medline,Scopus,EmbaseおよびPubMed)を,以下のMeSH用語を用いて,2017年8月まで検索した:「グルココルチコイド*」,「デキサメタゾン」,「糖尿病」および「発生率」。方法論において少なくとも7日間,高用量グルココルチコイド(1日当たり4mgデキサメタゾンに相当)の使用を含む研究のみが含まれた。302の同定された研究のうちの9つが本レビューに含まれた。グルココルチコイド誘発糖尿病の発生率は1~50%の範囲であった。前糖尿病,年齢,グルココルチコイドの累積投与量および糖尿病の家族歴はグルココルチコイド誘発糖尿病の予測因子であった。高用量グルココルチコイドの使用はインシュリン抵抗性を悪化させた。ほとんどの研究は遡及的であり,短い追跡期間で低用量グルココルチコイドを使用した。グルココルチコイド誘導糖尿病の発生率は,グルココルチコイドのタイプ,用量および期間,基礎となる状態および糖尿病に対する確立されたリスク因子の存在に依存して広く変化する。グルココルチコイド誘導糖尿病の発生率を正確に推定するために,既存の危険因子のないそれらにおけるグルココルチコイドの効果を試験するさらなる前向き研究が必要である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *グルココルチコイド ,  危険因子 ,  *糖尿病 ,  *文献展望 ,  データベース ,  患者 ,  インスリン抵抗性 ,  前向きコホート研究
準シソーラス用語： 低用量 ,  予測因子 ,  家族歴 ,  発生率 ,  高用量 ,  グルコースホメオスタシス ,  血糖コントロール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： グルココルチコイド誘発糖尿病 ,  グルココルチコイド ,  糖尿病 ,  発生率

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 糖尿病 ,  グルココルチコイド ,  誘発 ,  文献レビュー