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J-GLOBAL ID:201802225183555877   整理番号:18A1293020

開始因子eIF2,eIF2A,eIF2D,eIF4AおよびeIF4Gはヒト細胞におけるC型肝炎ウイルスIRESにより駆動される翻訳に関与しない【JST・京大機械翻訳】

The Initiation Factors eIF2, eIF2A, eIF2D, eIF4A, and eIF4G Are Not Involved in Translation Driven by Hepatitis C Virus IRES in Human Cells
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 207  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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動物ウイルスは,それらのmRNAの効率的な翻訳を確実にするための種々の戦略を進化させた。そのような戦略の一つは,いくつかの真核生物開始因子(eIF)の必要条件を回避する内部リボソーム侵入部位(IRES)要素の使用である。C型肝炎ウイルス(HCV)mRNAによる翻訳開始の正確な機構を解明するために多くの努力がなされている。本研究では,脳心筋炎ウイルスまたはクリケット麻痺ウイルスIRES要素を有するmRNAとの比較分析において,ヒト細胞におけるHCV IRES駆動翻訳におけるいくつかのeIFの関与を調べた。以前の知見と一致して,亜ヒ酸ナトリウム,タプシガルギン,ツニカマイシン,およびサルブリナールを含むeIF2活性のいくつかの阻害剤は,HCV IRESを有するmRNAの翻訳に対して阻害効果を持たず,全てはeIF2αのリン酸化を誘導した。加えて,eIF4Aの2つの既知の阻害剤である,hipスタノールとパテアミンAは,HCV IRES指向翻訳をブロックすることができなかった。細胞質への核蛋白質の放出を試験し,ストレス顆粒の形成を分析するために,核蛋白質TIA1の位置を免疫細胞化学によって試験した。亜ヒ酸塩とパテアミンAの両方は,TIA1とeIF4Gを含むストレス顆粒の形成を効率的に誘導することができたが,eIF3とeIF2はこれらの細胞質体に局在することができなかった。ストレス顆粒におけるeIF4AとeIF4Gの発見は,それらがmRNA翻訳に関与しないことを示唆する。eIF2a,eIF2Dまたは両方の因子に対して枯渇したヒトHAP1細胞は,eIF2αがリン酸化された時でもHCV IRESを有するmRNAからルシフェラーゼを合成することができた。全体として,これらの結果はeIF2aもeIF2DもHCV IRESによる翻訳に関与しないことを示す。eIF2,eIF4A,eIF2a,eIF2DはHCV mRNAの翻訳開始に関与しないと結論した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  ウイルスの生化学 
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