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J-GLOBAL ID：201802225232784133   整理番号：18A0832043

紀伊水道東部におけるクマエビの生態に関する基礎的知見

著者 (5件)： 小林慧一 (和歌山県水試) ,  土居内龍 (和歌山県水試) ,  土居内龍 (和歌山県 西牟婁振興局) ,  堀木暢人 (和歌山県水試) ,  堀木暢人 (和歌山県 農林水産部)
資料名： 和歌山県農林水産試験研究機関研究報告  (Bulletin of the Wakayama Prefectural Experiment Stations of Agriculture, Forestry and Fisheries)
号： 6  ページ： 121-129  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： Y0650C  ISSN： 2187-5634  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,紀伊水道東部におけるクマエビの生態に関する基礎的知見についてとりまとめた。1.冬季には本海域に広く分布しているが,夏季には水深20mに最も多く分布しており,冬季から夏季にかけて接岸移動をしていると考えられた。2.産卵期は6~8月と推定され,夏季に向けた接岸移動は産卵に伴うものと考えられた。3.漁獲加入時期は9月,漁獲加入サイズは雌雄ともに頭胸甲長20~30mm程度であり,これらの個体は当歳であると考えられた。4.漁獲加入後は,12月にかけて雄で頭胸甲長30mm台後半,雌で40mm台前半まで成長し,12~3月には成長停滞するものの,春~秋季に再び成長し,産卵期には雄で37~40mm,雌で45~46mm,9月には雄で40mm台前半,雌で40mm台後半になった。(著者抄録)

シソーラス用語： *遊泳類 ,  *生態 ,  *生息分布 ,  *海域 ,  水深 ,  夏 ,  生物移動 ,  産卵 ,  漁獲 ,  成長 ,  性差 ,  冬 ,  個体群
準シソーラス用語： *クマエビ ,  クルマエビ科 ,  *紀伊水道

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 紀伊水道 ,  クマ ,  エビ ,  生態 ,  基礎