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J-GLOBAL ID:201802225235834976   整理番号:18A1032114

2015年ヨーロッパ諸国におけるNeisseria gonorrhoeaeにおける全低拡張スペクトルセファロスポリン耐性と高アジスロマイシン耐性【JST・京大機械翻訳】

Overall Low Extended-Spectrum Cephalosporin Resistance but high Azithromycin Resistance in Neisseria gonorrhoeae in 24 European Countries, 2015
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 617  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ヨーロッパにおけるNeisseria gonorrhoeaeの抗微生物感受性の調査は,ヨーロッパのg菌の抗菌剤のモニタリングプログラム(ユーロ-GASP)を通して行われ,それはさらに,ヨーロッパのgonorrhoea治療ガイドラインを知らせるためのデータを提供する。現在,セフトリアキソン500mg+アジスロマイシン2gを第一選択療法として推奨している。2015年の24のヨーロッパ諸国からの抗菌薬感受性データを提示し,患者の疫学データにリンクし,結果を以前の年からのユーロ-GASPデータと比較した。【方法】MIC勾配ストリップまたは寒天希釈法による抗菌剤感受性試験を2134N.gonorrhoeae分離株で実施し,EUCASTブレークポイントを用いて解釈した。オッズ比(OR)を推定するためにロジスティック回帰を用いて,耐性に関連する患者変数を確立した。【結果】2015年において,分離株の1.7%は,2014年における2.0%と比較して,セフィキシム耐性であった。セフトリアキソン耐性は2015年の1つ(0.05%)の分離株のみで検出され,2014年の5つ(0.2%)と比較された。アジスロマイシン耐性は2015年(2014年の7.9%)で7.1%の分離株で検出され,5株(0.2%)の分離株は2014年の1株(0.05%)と比較して高レベルアジスロマイシン耐性(MIC≧256mg/L)を示した。シプロフロキサシン耐性は高いままであった(2014年に49.4%,対50.7%)。セフィキシム耐性は,主に高いセフィキシム耐性(~11%)を有する2つの国からのデータに起因していたが,高いセフィキシム耐性を有する2つの国からのデータによるものであった(4.1%対1.7%)が,それぞれ0.5%と1%まで減少し続けた。MSMにおけるアジスロマイシン抵抗性と雌雄の男性におけるアジスロマイシン耐性は,女性におけるより高かった(両方の8.1%)(2014年における4.9%対2.2%)。2014年に観察されたアジスロマイシン耐性と以前のgonorrhoea感染の間の相関は2015年に継続した(OR2.1,CI1.2~3.5,p<0.01)。【結論】2015ユーロ-GASPセンチネルリンパ系は,高いが安定したアジスロマイシン耐性とセフトリアキソンとセフィキシムに対する低い全体的耐性を明らかにした。低いセファロスポリン耐性は,現在推奨されている第一選択二元抗菌療法の有効性に起因する可能性がある;しかし,高アジスロマイシン耐性はこの治療法の有効性を脅かす。gonorrhoeaの単回または二重抗微生物療法におけるアジスロマイシンの全体的使用が,アジスロマイシン耐性の全体的増加に寄与しているかどうかは解明されていない。また,雌雄同系雄におけるセフィキシム耐性の増加は,密接なモニタリングを必要とする。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 
物質索引 (4件):
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引用文献 (34件):
  • Clin Microbiol Rev; Antimicrobial resistance in Neisseria gonorrhoeae in the 21st century: past, evolution, and future; M Unemo, WM Shafer; 27; 2014; 587-613; 10.1128/CMR.00010-14; CR1;
  • World Health Organisation. Global action plan to control the spread and impact of antimicrobial resistance in Neisseria gonorrhoeae. 2012.http://whqlibdoc.who.int/publications/2012/9789241503501_eng.pdf. Accessed 02 Aug 2017.
  • European Centre for Disease Prevention and Control. Response plan to control and manage the threat of multidrug-resistant gonorrhoea in Europe. 2012.http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/1206-ECDC-MDR-gonorrhoea-response-plan.pdf. Accessed 02 Aug 2017.
  • Int J STD AIDS; 2012 European guideline on the diagnosis and treatment of gonorrhoea in adults; C Bignell, M Unemo; 24; 2013; 85-92; 10.1177/0956462412472837; CR4;
  • European Centre for Disease Prevention and Control. Gonococcal antimicrobial susceptibility surveillance in Europe 2014. 2016.http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/gonococcal-antimicrobial-susceptibility-surveillance-Europe-2014.pdf. Accessed 02 Aug 2017.
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