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J-GLOBAL ID：201802225291185545   整理番号：18A0220998

カルシトニン遺伝子関連ペプチドによるリポ多糖類誘導血管平滑筋細胞TLR4/NK-κBおよび炎症因子発現への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of CGRP on lipopolysaccharide-induced expressions of TLR4/NK-κB and inflammatory factors of vascular smooth muscle cells

著者 (3件)： Wang Fang (海南省第三人民医院心血管内科,海南三亜,572000) ,  Zhou Xiangqun (海南省第三人民医院心血管内科,海南三亜,572000) ,  Fu Jie (新郷医学院組織胚胎学教研室,河南新郷,453003)
資料名： Zhongguo Xiandai Yixue Zazhi  (Zhongguo Xiandai Yixue Zazhi)
巻： 27  号： 21  ページ： 12-17  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3640A  ISSN： 1005-8982  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】リポ多糖類(LPS)によって誘発される血管平滑筋細胞(VSMCs)におけるTLR4/NK-κBおよび炎症性因子発現に及ぼすカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)の影響を調査する。【方法】VSMCsを培養して,対照群,LPS処理群,CGRP群,LPS+CGRP群,およびLPS+CGRP+C8-37群に分けた。異なる群におけるインターロイキン1β(IL-1β),腫瘍壊死因子α(TNF-α)およびCGRP遺伝子の発現を,ELISAによって検出した。ウェスタンブロット法(Western blot)により、異なる群のVSMCsにおけるToll様受容体4(TLR4)、IκB及びp65タンパクの発現レベルを測定した。【結果】LPS処理後,LPS濃度が増加すると,IL-1βおよびTNF-αの発現レベルは増加し,1000ng/mlでは分泌レベルが最も高く(P<0.05),8時間でピークに達した(P<0.05)。2)CGRPは用量依存的にLPSによるIL-1βとTNF-αの発現を減少させ(P<0.05),100nmol/Lで低いピークに達した(P<0.05)。(3)CGRPは,LPSによって誘発されたTLR4蛋白質の蓄積を阻害し(P<0.05),p65蛋白質のリン酸化レベルを抑制した(P<0.05)。(4)CGRP阻害剤C8-37は,LPSによって刺激されたVSMCsにおけるIL-1βとTNF-αの発現を逆転させた(P<0.05),そして,CGRPは,TLR4とNK-κBに対して拮抗作用を示した(P<0.05)。結論:CGRPはTLR4タンパク質の蓄積を抑制することにより、NF-κBシグナルタンパクIκBとp65のリン酸化を遮断し、さらにLPS誘導の炎症性因子IL-1βとTNF-αの活性化を抑制し、LPS誘導のVSMCs炎症の活性化を抑制する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： リン酸化 ,  *遺伝子 ,  ウェスタンブロット法 ,  *血管平滑筋細胞 ,  *リポ多糖類 ,  NFκB ,  IκBタンパク質 ,  ELISA ,  インターロイキン1 ,  *カルシトニン遺伝子関連ペプチド ,  TNFα ,  *炎症 ,  拮抗作用
準シソーラス用語： p65 ,  インターロイキン1β , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： calcitonin gene-related peptide ,  vascular smooth muscle cell ,  Toll-like receptor 4 ,  NK-κB

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

タイトルに関連する用語 (8件)： カルシトニン遺伝子関連ペプチド ,  リポ多糖類 ,  誘導 ,  血管平滑筋細胞 ,  TLR4 ,  炎症 ,  因子 ,  発現