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J-GLOBAL ID:201802225382432702   整理番号:18A0782229

ミクログリアにおけるIRF2BP2の消失は局所虚血性脳損傷後の炎症と機能障害を増加させる【JST・京大機械翻訳】

Loss of IRF2BP2 in Microglia Increases Inflammation and Functional Deficits after Focal Ischemic Brain Injury
著者 (24件):
資料名:
巻: 11  ページ: 201  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7064A  ISSN: 1662-5102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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虚血性脳卒中は神経細胞死を引き起こし,二次脳損傷に寄与する炎症性シグナルのカスケードを誘発する。死んだニューロンを除去する脳常在マクロファージであるミクログリアは,虚血性傷害に対する脳の反応において重要な役割を果たす。著者らの以前の研究は,IRF2結合蛋白質2(IRF2BP2)が末梢マクロファージ分極を調節し,それらの炎症反応を制限し,アテローム性動脈硬化症に対する感受性を低下させることを示した。ここでは,ミクログリアにおけるIRF2BP2の消失がリポ多糖類チャレンジに反応して炎症性サイトカイン発現を増加させ,インターロイキン-4(IL4)刺激に反応した抗炎症マーカーの活性化を障害することを示した。光血栓症により誘導された感覚運動皮質の局所虚血性脳損傷は,脳における炎症性サイトカインの発現上昇と関連して,マクロファージ/ミクログリアにおいてアブレーションされたIRF2BP2を有するマウスにおいてより重篤な機能的欠損を引き起こした。これらの突然変異体マウスは,梗塞周辺領域に動員されたより少ない抗炎症性M2ミクログリア/マクロファージと関連した脳卒中の4日後に,より大きな梗塞を有し,傷害された組織のクリアランスの障害を示唆した。IRF2BP2はインターフェロンシグナル伝達を調節し,インターフェロンβ(IFNβ)は抗炎症性であり,虚血性脳損傷を減少させることが報告されているので,マクロファージ/ミクログリアにおけるIRF2BP2の消失が脳卒中モデルにおけるIFNβへの応答に影響するかどうかを検討した。IFNβは,野生型マウスにおける光血栓症の4日後に,マクロファージの炎症性サイトカイン産生を抑制し,梗塞容積を減少させた。IFNβの抗炎症効果はIRF2BP2欠損マクロファージで消失し,IFNβは虚血傷害からマクロファージ/ミクログリアでIRF2BP2を欠くマウスを保護できなかった。まとめると,マクロファージ/ミクログリアにおけるIRF2BP2発現は,IFNβの有益な効果を仲介することにより,炎症と脳卒中損傷を制限するのに重要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の疾患  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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