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J-GLOBAL ID：201802225526637978   整理番号：18A1308085

ウルソール酸はストレプトゾトシン誘発ラットにおける酸化ストレスと炎症の抑制を介して糖尿病性腎症を改善する【JST・京大機械翻訳】

Ursolic acid improves diabetic nephropathy via suppression of oxidative stress and inflammation in streptozotocin-induced rats

著者 (7件)： Xu Hui-lin (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Wang Xu-tao (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Cheng Yin (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Zhao Jin-guo (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Zhou Yu-jie (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Yang Jun-jie (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China) ,  Qi Min-you (Institution of Pharmacology, College of Pharmaceutical Sciences, Zhejiang University of Technology, Hangzhou, Zhejiang, 310014, China)
資料名： Biomedicine & Pharmacotherapy  (Biomedicine & Pharmacotherapy)
巻： 105  ページ： 915-921  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0845C  ISSN： 0753-3322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症は糖尿病性腎症(DN)の病因において重要な役割を果たす。炎症性ケモカインとサイトカインの過剰発現はDNの発生に関与する。一般的な五環トリテルペノイド化合物であるウルソール酸(UA)は,無数の利点と医薬特性を有することが報告されている。しかしながら,ストレプトゾトシン(STZ)誘導糖尿病ラットにおける腎損傷に対するその保護効果は,あまり確立されていない。この報告では,UAがSTZ誘導糖尿病ラットの腎臓で酸化ストレスと炎症を阻害するかを検討した。糖尿病(DM)はSTZ(40mg/kg,i.v.)により誘導された。動物をランダムに対照群(生理食塩水,i.g.),DN群(正常食塩水,i.g.),DN+UA群(35mg/kg UA+生理食塩水,i.g.)とDN+テルミサルタン群(12mg/kgテルミサルタン+生理食塩水,i.g.)に分けた。空腹時血糖(FBG)レベルを定期的間隔でモニターした。化合物の投与は5週目に開始し,8週間持続した。13週目の初めに,ラットを人間的に安楽死させ,KW/BW,BUN,SCr,SODおよびMDAを測定した。腎臓組織における組織病理学的変化を,ヘマトキシリン-エオシン(HE)染色後に観察した。さらに,腎臓におけるTNF-α,MCP-1およびIL-1βの発現を,免疫組織化学およびウェスタンブロット法によって測定した。結果は,UAが糖尿病ラットにおいてFBG,KW/BW,BUN,SCrおよびMDAのレベルを有意に低下させることを示した。さらに,UA処置群におけるSOD活性はDN群におけるそれより高かった。さらに,腎臓の構造異常とTNF-α,MCP-1およびIL-1β発現レベルの上昇は,UAの投与によってブロックされた。結論として,著者らのデータは,UAが抗酸化および抗炎症効果を介して腎機能障害を対する保護剤として良く使用できることを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化防止 ,  *炎症 ,  消炎作用 ,  病因 ,  インターロイキン1 ,  免疫組織化学 ,  ウェスタンブロット法 ,  *酸化ストレス ,  TNFα ,  *ラット ,  *糖尿病 ,  保護作用 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  五環トリテルペン ,  第二アルコール
準シソーラス用語： インターロイキン1β ,  糖尿病ラット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 糖尿病性腎症 ,  ウルソール酸 ,  酸化ストレス ,  炎症

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F) ,  泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T)

物質索引 (1件)： ウルソール酸

タイトルに関連する用語 (7件)： ウルソール酸 ,  ストレプトゾトシン ,  誘発 ,  ラット ,  酸化ストレス ,  炎症 ,  糖尿病性腎症