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J-GLOBAL ID:201802225532181467   整理番号:18A1131174

強力な抗癌剤としての新しいナノスケール超音波支援合成Pd(II)錯体のDNAおよびHSA相互作用のための多重実験および計算研究【JST・京大機械翻訳】

Multi experimental and computational studies for DNA and HSA interaction of new nano-scale ultrasound-assisted synthesized Pd(II) complex as a potent anticancer drug
著者 (8件):
資料名:
巻: 264  ページ: 386-397  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌の原因となる癌の成長による世界の死亡率の増加に関しては,抗癌可能性のある新しい化合物の設計と合成が研究者にとって最も重要な課題の一つである。本研究では,バルクスケールで新しいSchiff塩基Pd(II)錯体を合成し,ソノケミカル法によりナノスケールでも合成した。合成した錯体の構造を単結晶X線回折法により決定した。次に,HeLa癌細胞の細胞生存率をMTT分析によって研究した。結果は,サイズの減少が癌細胞の消滅に顕著な効果を有することを確認した。また,ナノスケール複合体は10μMの濃度でIC50に達した。実験的(蛍光,円偏光二色性(CD)及び粘度)及び計算(分子ドッキング,分子動力学シミュレーション及びQM/MM)法の組合せを用いて,子ウシ胸腺DNA及びヒト血清アルブミンとナノ及びバルクスケールPd(II)Schiff塩基複合体の結合能を調べた。バルクおよびナノスケールの両方における錯体に対する推定結合定数は,ナノスケール複合体がそのバルクスケール型よりもDNAにより強固に結合することを示した。この知見はMTTアッセイ結果と良く一致した。分子ドッキング研究により,Pd(II)錯体はDNA及びHSAのマイナー溝及びIB結合部位にそれぞれ結合することを明らかにした。また,MDシミュレーション研究は,Pd(II)錯体との錯化が遊離蛋白質と比較してHSAの構造を変化させることを示した。最後に,ONIOM結果は,化合物の構造パラメータがDNAとHSAへの結合と共に変化し,化合物とこれらの生体高分子間の強い相互作用を示すことを示した。結合定数の値は得られた変化の程度に依存した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  白金族元素の錯体 

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