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J-GLOBAL ID:201802225783947308   整理番号:18A0376229

SIMONブロック暗号の設計原理:SIMONバリアントに対する積分攻撃と不可能な差分攻撃

On the Design Rationale of SIMON Block Cipher: Integral Attacks and Impossible Differential Attacks against SIMON Variants
著者 (4件):
資料名:
巻: E101.A  号:ページ: 88-98(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0466A  ISSN: 1745-1337  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Simonは,2013年にNSAによって設計された軽量ブロック暗号である。NSAは仕様と実装効率を提示したが,詳細なセキュリティ解析や設計の根拠は提供しなかった。元のSIMONは,(1,8,2)の回転定数を有し,そしてKolblらは定数をパラメータ(a,b,c)と見なし,(a,b,c)の全ての選択の為の差分攻撃及び線形攻撃に対するSIMONブロック暗号変数のセキュリティ解析を行った。本論文は,積分攻撃と不可能な差分攻撃を考慮してKolbletらの結果を補完する。まず,スーパーコンピュータを用いて積分弁別器のラウンド数を探索する。筆者らの探索アルゴリズムはWangらによる以前のアプローチに従っているが,積分特性を満足する平文集合の新しい選択を導入する。新しい選択は実際にいくつかのパラメータのラウンド数を拡張することを示している。また,ミスインザミドルアプローチに基づいて不可能な微分特性のラウンド数を検索する。最後に,筆者らの結果とKolbletらによる観察結果からすべてのパラメータを比較する。興味深い観察が得られ,例えば,差分攻撃に対する耐性に関する最適なパラメータは,積分攻撃と不可能な差分攻撃に関する元のパラメータよりも強くないことがわかる。さらに,差分を考慮した差分攻撃に対する安全性も考慮する。結果から,これらの4つの攻撃に対するセキュリティに関する元のパラメータよりも優れた可能性のあるパラメータを取得する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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データ保護  ,  符号理論 
引用文献 (34件):
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