抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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清水建設技術研究所が開発した三次元大振幅振動台とそれに付随して開発された地震体験システムについて紹介する。大振幅振動台は,6本のアクチュエータを使って4m×4mのトッププラットフォームに対し,3次元6自由度の動きを再現する装置である。振幅は,水平で±150cm,上下で-70cm~+90cm,最大速度はそれぞれ200cm/s及び100cm/s,最大加速度はそれぞれ1000cm/s
2及び900cm/s
2である。地震体験システムは,このプラットフォーム上に人が乗るキャビンを設置したもので,キャビン内には座席を配したほか,揺れに応じたVR映像を映し出す装置が設けられている。搭乗者は,揺れとともに映像を見ることで,実際の地震動そのものを安全に体験することができ,地震への理解を深めると同時に防災への認識を新たにすることができる。