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J-GLOBAL ID:201802225890605993   整理番号:18A1289976

アルクチゲニンはTLR6-NOX2-MAPKシグナル伝達経路を介してブタ肺胞マクロファージにおける活性化応答を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Arctigenin Induces an Activation Response in Porcine Alveolar Macrophage Through TLR6-NOX2-MAPKs Signaling Pathway
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 475  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Arctium lappa L.の種子から抽出された最も活性な成分の1つであるアルクチゲニン(ARG)は,免疫調節,抗ウイルスおよび抗癌などの有望な生物学的活性を発揮することが証明されているが,その免疫調節機能の背後にある機構はまだ検討されていない。本研究では,ARGがブタ肺胞マクロファージ細胞系(3D4/21)と初代ブタ由来肺胞マクロファージの両方において細胞増殖に有意な影響を及ぼさないことを見出した。それは,マクロファージ活性化の指標である食作用の同時増強により,腫瘍壊死因子α(TNF-α)と形質転換成長因子β1(TGF-β1)を含む2つのサイトカインの発現と分泌を用量依存的に著しく増加させた。ArgはNOX2に基づくNADPHオキシダーゼの活性化により細胞内活性酸素種(ROS)産生も上昇させた。更に,ジフェニヨードニウムとアポシニンによるROS生成の阻害は,ARG誘導サイトカイン分泌と食作用増加を有意に抑制し,ブタ肺胞マクロファージ活性化に対するROSの必要性を示した。加えて,TLR6-My88励起,p38 MAPKおよびERK1/2リン酸化は,全てプロセスに関わった。ブロッキングTLR6受容体はNOX2オキシダーゼ活性化を劇的に減弱させたので,サイトカイン分泌と食作用は増加した。ROS生成の阻害は,p38とERK1/2リン酸化をほとんど消失させ,サイトカイン分泌もp38とERK1/2阻害剤(SB203580とUO126)により著しく低下した。著者らの発見は,ARGがTLR6-NOX2オキシダーゼ-MAPKシグナル伝達経路を通してブタ肺胞マクロファージの免疫機能を改善できるという理解の新しい洞察を与えた。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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生体防御と免疫系一般  ,  細胞生理一般  ,  免疫反応一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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