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J-GLOBAL ID:201802225895799605   整理番号:18A0816012

ヒ酸カルシウム結晶構造とヒ素安定性に及ぼすアニオンの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of anions on calcium arsenate crystalline structure and arsenic stability
著者 (13件):
資料名:
巻: 177  ページ: 123-131  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシウムとヒ酸塩の間の結晶化反応に基づいて,3つのアニオン,すなわち,塩化物(Cl-),硫酸塩(SO42-),および炭酸塩(CO3-2)を,本研究におけるヒ酸カルシウムの形成の間に導入した。ヒ素安定性およびヒ酸カルシウム結晶特性に及ぼすこれらのアニオンの影響を,TCLP,XRF,XRD,SEM-EDS,TEMおよび粒度分布(PSD)を用いて特性化した。結果は,これらのアニオンがヒ酸カルシウム結晶構造とヒ素浸出液濃度に著しく影響することを示した。ヒ素安定化に及ぼす塩化物の影響は,主にヒ酸カルシウムアパタイト(Ca_5(AsO_4)_3OHとCa_5(AsO_4)_3Cl)結晶の形成と成長の結果であった。硫酸塩は,Ca_4(OH)_2(AsO_4)_2 4H_2O結晶の形成を改善し,対応する硫酸塩濃度処理下で効果的にそれらの安定性を強化するために好都合である。少量の炭酸塩は,Ca_4(OH)_2(AsO_4)_2の4H_2O結晶の形成と成長に有益である。しかし,CO_32-濃度が0.5mol/Lより高いとき,Ca-As化合物は沈殿しなかった。その代わりに,CaCO_3とNa_3Ca(CO_3)_2,5H_2Oは,連続的に生成し,カルシウム-ヒ酸塩結晶化を阻害し,水溶液中により多くのヒ素を放出した。粒径の傾向はヒ素浸出液濃度の傾向と反対であり,より大きいヒ酸カルシウム結晶がTCLP試験においてより安定であることを示した。異なるCa-As化合物の内部構造は変化し,ある範囲内に3つのアニオンを添加することにより変換できる。要約すると,本論文の結果は石灰沈殿を用いたヒ素含有廃水またはヒ素含有スラッジの処理に対するいくつかの意味のある情報を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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鉱石浸出法  ,  各種物理的手法  ,  廃水処理  ,  精錬 

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