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J-GLOBAL ID：201802225920252431   整理番号：18A0325912

沈み込みスラブ下地震波異方性とマントル流【Powered by NICT】

Seismic anisotropy and mantle flow below subducting slabs

著者 (4件)： Walpole Jack (School of Earth Sciences, University of Bristol, Wills Memorial Building, Queens Road, Bristol BS8 1RJ, UK) ,  Wookey James (School of Earth Sciences, University of Bristol, Wills Memorial Building, Queens Road, Bristol BS8 1RJ, UK) ,  Kendall J-Michael (School of Earth Sciences, University of Bristol, Wills Memorial Building, Queens Road, Bristol BS8 1RJ, UK) ,  Masters T-Guy (IGPP, Scripps Institution of Oceanography, 9500 Gilman Drive, La Jolla, CA 92093, USA)
資料名： Earth and Planetary Science Letters  (Earth and Planetary Science Letters)
巻： 465  ページ： 155-167  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0688A  ISSN： 0012-821X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沈み込みは,マントル対流とプレートテクトニクスに不可欠で,この過程におけるサブスラブマントルの役割はほとんど理解されていない。スラブからの分離はサブスラブマントルにおける広範な海溝軸に平行な流れを可能にすることを提案したが,これの地球力学的実現可能性は疑問視されている。ここでは,沈み込みスラブ下の異方性を調べるために,岩石ファブリックモデルを試験し,マントル流の幾何学を制約することを可能にするソース側S波スプリッティング法を用いた。地球規模データセットは,沈み込み帯溝の6369高品質測定スパンニング~40 1000km-利用可能な源深さ(4~687km)の全範囲にわたりおよびスラブ参照フレームにおける角度の広い範囲を含んでいる。サブスラブマントルの異方性は井戸スラブの平面への低速対称軸ポインティング法線を持つ傾いた横方向に等方性で特徴づけられることを見出した。が現れる純粋海溝に平行な流れモデルと互換性がなかった。一方,アセノスフェアは沈み込み時の傾斜と同伴であるという考えと矛盾しない。海溝に平行な測定は浅いイベント(震源の深さ<50km)と最も一般的に関連する-リソスフェアスラブにおける異方性の別々の領域を示唆した。これはスラブの曲げによって開かれた亀裂,骨折,と断層の形状優先配向に対応している。一方分裂は変形したbridgmaniteと一致することが判明した部位が最も深く,ついで事象は上部下部マントルを調べた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 沈み込み帯 ,  マントル対流 ,  *サブダクション ,  プレートテクトニクス ,  優先配向 ,  アセノスフェア ,  下部マントル ,  亀裂 ,  S波スプリッティング ,  等方性 ,  *異方性 ,  海溝
準シソーラス用語： 震源の深さ ,  *マントル流 ,  *地震波異方性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 沈み込み ,  地震波異方性 ,  マントル対流 ,  せん断波スプリッティング ,  海溝軸に平行な流れ ,  アセノスフェア

分類 (2件)： プレートテクトニクス  (DE04020N) ,  地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 沈み込みスラブ ,  地震波異方性 ,  マントル流