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J-GLOBAL ID:201802226038083561   整理番号:18A0618120

ホルシトシドAは初代ウシ乳腺上皮細胞における黄色ブドウ球菌誘導炎症反応を抑制する【Powered by NICT】

Forsythoside A inhibited S. aureus stimulated inflammatory response in primary bovine mammary epithelial cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 116  ページ: 158-163  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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連ぎょうfructusから抽出した主要な生物活性成分であるホルシトシドA(FTA)は,複数の生物学的特性,特に抗炎症特性を有している。,グラム陽性菌,Staphylococcus aureus(S.aureus)は,ウシ乳房炎を引き起こす最も一般的な病原体の一つである。本研究では,S.aureus誘導初代ウシ乳腺上皮細胞(bMEC)におけるFTAの抗炎症効果を評価した。原発性ウシ乳房上皮細胞は,泌乳牛の乳腺組織から分離し,bMECとして同定された。bMECの細胞生存性はMTTアッセイで分析した。bMECはFTAの存在下または非存在下で黄色ぶどう球菌で刺激した。続いて,炎症性サイトカインの発現レベルを定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT PCR)により決定した。核因子-κB(NF κB),NF-κBの阻害剤蛋白質(IκBα),p38,細胞外シグナル調節蛋白質キナーゼ(ERK),JunN末端キナーゼ(JNK)をウェスタンブロット法で測定した。結果は,細胞生存率はFTAによって影響されないことを示した。FTAは黄色ブドウ球菌誘導bMECでTNF-α,IL-1βおよびIL-6の発現をダウンレギュレートした。それに加えて,FTAは,用量に依存して黄色ブドウ球菌誘発NF-κBとMAPK活性化を抑制することが分かった。これらの結果から,FTAはNF-κBとMAPKシグナル伝達経路の活性化を阻害することにより黄色ぶどう球菌誘導bMECで抗炎症性を発揮することを示した。,FTAは炎症性疾患に対する潜在的な治療薬になると考えられる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究  ,  ピランの縮合誘導体 

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