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J-GLOBAL ID：201802226062847119   整理番号：18A0477591

ハルミン,蛍光性β-カルボリンアルカロイドのプロトトロピー平衡に及ぼす胆汁酸塩の影響【Powered by NICT】

Effect of Bile Salt Aggregates on the Prototropic Equilibria of Harmine, a Fluorescent β-Carboline Alkaloid

著者 (4件)： Das Konoya (Department of Chemistry, Indian Institute of Science Education and Research (IISER), Pune, 411008, Maharashtra, India) ,  Satpathi Sagar (Department of Chemistry, Indian Institute of Science Education and Research (IISER), Pune, 411008, Maharashtra, India) ,  Hazra Partha (Department of Chemistry, Indian Institute of Science Education and Research (IISER), Pune, 411008, Maharashtra, India) ,  Hazra Partha (Centre for Energy Science, Indian Institute of Science Education and Research (IISER), Pune, 411008, Maharashtra, India)
資料名： Chemistryselect  (Chemistryselect)
巻： 3  号： 6  ページ： 1697-1707  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2528A  ISSN： 2365-6549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胆汁酸塩凝集体の存在下で種々の基底状態と励起状態プロトトロピック型ハルミン(カチオン,中性および双性イオン形)の間の相互変換は定常状態および時間分解蛍光分光法を用いてモニターした。明確に異なる極性選好性を有する胆汁酸塩集合体における二--結合ポケットの存在は基底状態と励起状態におけるカチオン→中性およびカチオン~*→双性イオン~*の変換の項におけるプロトトロピック平衡の有意な変調を生じさせた。カチオン~*→双性イオン~*の励起状態変換はTRANESとTRESプロファイルの両方によって確認され,明確な等発光点はカチオンと双性イオン型の間の励起状態平衡を示した。も胆汁酸塩単量体の親水性頭基における小さな変化は,ハルミンのスペクトル特徴を変化させるかなりことを観測した。非共役胆汁酸塩(NaC)では,両カチオン→中性およびカチオン~*→双性イオン~*変換が起こるが,抱合胆汁塩(NaTC)におけるカチオン~*→双性イオン~*からの転換は,NaTC頭部基を持つCの強い静電相互作用に起因して観察されなかった。励起状態におけるカチオン,中性および双性イオン形の共存は,NaCの三プロトトロピー形,以前に中性pHで観察されていない)からの同時発光を生じさせた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 親水性 ,  基底状態 ,  極性 ,  励起状態 ,  共役 ,  *胆汁 ,  静電相互作用 ,  カチオン ,  結合部位 ,  *プロトトロピー ,  凝集体 ,  双性イオン
準シソーラス用語： 中性 ,  *胆汁酸塩 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 胆汁酸塩 ,  励起状態プロトン移動 ,  蛍光寿命 ,  ハルミン ,  時間分解発光スペクトル(TRES)

分類 (3件)： 物理薬剤学  (GY01012A) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

タイトルに関連する用語 (6件)： ハルミン ,  蛍光性 ,  カルボリンアルカロイド ,  プロトトロピー ,  平衡 ,  胆汁酸塩