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J-GLOBAL ID:201802226109845504   整理番号:18A1566778

早産臍帯血由来間葉系幹細胞/間質細胞は低酸素虚血に対して早期白質脳発達を保護する【JST・京大機械翻訳】

Preterm umbilical cord blood derived mesenchymal stem/stromal cells protect preterm white matter brain development against hypoxia-ischemia
著者 (13件):
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巻: 308  ページ: 120-131  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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早産児は白質損傷とその後の神経発達障害のリスクが高い。間充織幹/間質細胞(MSC)は,抗炎症/免疫調節作用を有し,成人および新生児における神経修復に対して興味がある。本研究では,白質損傷の早産ヒツジモデルにおいて,早産臍帯血(UCB)由来の同種MSCの神経保護効果を調べた。UCB由来MSCの細胞系譜分化,クローン原性および自己再生能力を確認した。慢性的に計装された胎児ヒツジ(0.7の妊娠)は,25分の低酸素虚血(HI)を受けて,早産脳損傷または偽HIを誘発した。1000万のMSCまたは食塩水を,HIの12時間後に胎児にivを投与した。胎児脳は,組織病理学と免疫細胞化学のためにHIの10日後に採取した。HIは,CNPase陽性ミエリン線維密度の減少により示されるように,白質損傷を誘導した。HIは,脳室周囲白質および内部カプセルにおけるミクログリア活性化(Iba-1)も誘導した(P<.05対対照)。HIに続くMSC投与は,ミエリン化(P<.05),修飾ミクログリア活性化を維持し,大脳白質(P<.05)内のマクロファージ遊走(CD163)と細胞増殖(Ki-67)を促進した。脳CXCL10濃度はMSC投与後に増加し(P<.05),これは早産脳内のマクロファージ移動と細胞増殖と関連していた。さらに,MSC投与は,3日後に全身性炎症性サイトカインTNFαを減少させた(P<.05)。UCB由来MSC療法は,ミクログリア活性化の抑制,マクロファージ移動の促進および早産脳内の自己修復の加速により仲介される,早産HIに続く白質脳構造を保存した。UCB由来MSCは神経保護的であり,末梢および脳の抗炎症および免疫調節機構を介して作用する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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