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J-GLOBAL ID：201802226158952690   整理番号：18A1360420

ラスマルテンサイトにおける前オーステナイト粒界でのバリアント選択と関連するミクロ機械的意味【JST・京大機械翻訳】

On variant selection at the prior austenite grain boundaries in lath martensite and relevant micro-mechanical implications

著者 (2件)： Archie Fady (Max-Planck-Institut fuer Eisenforschung, Max-Planck-Str. 1, D-40239 Duesseldorf, Germany) ,  Zaefferer Stefan (Max-Planck-Institut fuer Eisenforschung, Max-Planck-Str. 1, D-40239 Duesseldorf, Germany)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 731  ページ： 539-550  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前のオーステナイト粒界(PAGB)はラスマルテンサイト(LM)の必須微細構造成分の一つである。以前の研究によると,LM中の変形誘起微小亀裂は主にPAGBに沿って誘起される。(i)溶質元素の偏析,あるいは(ii)PAGBの近傍における特異な結晶学的特徴のいずれかに相関する現象を示した。本研究では,第二の側面を調べた。最初に,完全な結晶学的解析を,LM中のPAGBに付着するバリアントについて行った。次に,個々のPAGBの破壊強度を,マイクロカンチレバー曲げ実験を用いて評価した。結果を種々のバリアント選択則に関して解析し,PAGBsにおけるマルテンサイトラスが,それらの隣接する事前オーステナイト粒(すなわち,二重K-SORを保つ)と共にKurdjumov-Sachs方位関係(K-SOR)に最も頻繁に従うことを見出した。PAGB付着変異体の多くは,より良い歪適応のために,PAGB面に平行に整列したそれらの最大変換誘起株を有していた。局所的ミクロ機械的実験結果は,より粗いバリアントによって結合されたPAGBセグメント,特に二重K-S ORバリアント選択則に従い,他よりも亀裂核形成に対してより抵抗性があることを示した。二重K-S ORは,PAGBの界面エネルギーを最小化するのに役立ち,その結果,その亀裂抵抗を強化することを提案した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 核形成 ,  亀裂 ,  *結晶粒界 ,  微細構造 ,  表面エネルギー ,  付着 ,  偏析 ,  *オーステナイト ,  *マルテンサイト ,  破壊強さ ,  溶質 ,  微小亀裂 ,  *マイクロマシン
準シソーラス用語： *ラスマルテンサイト ,  *バリアント選択 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ラスマルテンサイト ,  事前オーステナイト ,  マイクロカンチレバー ,  粒界 ,  鋼

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： ラスマルテンサイト ,  オーステナイト ,  粒界 ,  バリアント選択 ,  ミクロ機械 ,  意味