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J-GLOBAL ID:201802226163857668   整理番号:18A1309469

重度の脳卒中後の嚥下障害を受けた神経集中治療患者における咽頭電気刺激-唾液サブスタンスPレベルの刺激後増加は治療成功を示す可能性がある【JST・京大機械翻訳】

PB3. Pharyngeal Electrical Stimulation in neurointensive care patients suffering from severe post-stroke dysphagia - Post stimulation increase of salivary substance P level may indicate treatment success
著者 (11件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: e55-e56  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1155A  ISSN: 1388-2457  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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嚥下障害は急性脳卒中の最も重要で予後的に関連する合併症の1つである。咽頭電気刺激(PES)は,脳損傷後の嚥下機能回復のための皮質再組織化を増強する治療装置である。さらに,PESは唾液中のサブスタンスP(SP)レベルの一時的な増加をもたらすが,健常成人の血清ではないことが示された。神経ペプチドSPは咽頭粘膜の神経伝達物質として作用し,嚥下と咳反射を増強する。脳卒中後嚥下障害は,SPレベルの低下に関連している可能性がある。ここでは,重度の脳卒中後嚥下障害と唾液SPレベルを患う神経集中治療患者におけるPES治療の関連性と,PES後のSPレベルとデカンレーション成功の間の可能なリンクを検討した。この前向き単一施設研究において,著者らの神経集中治療装置からの23人の気管切開脳卒中患者を含めた。重症で持続的な嚥下障害により,重篤な神経学的患者における気管切開術の標準化された内視鏡的評価のためのプロトコルに従って,参加者は宣言することができなかった。嚥下障害を引き起こすことが知られている共存症は,PESに関する他の研究とは対照的に除外基準ではなかった。10分のPESを3つの連続した日(=1回の処理サイクル)に適用した。3人の患者は,複数の刺激サイクルを受けた。唾液試料を各処理の前後に採取した。SP濃度を測定するために,酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を実施した。すべての参加者の最初の治療サイクル60%(n=14)の後に,嚥下障害を引き起こす可能性がある共存症のない患者の73%(n=7)を,それぞれ宣言した。治療後のSPの増加と刺激成功(=デカンレーション)の間には密接な関係があった。嚥下障害の臨床的改善のない患者の89%(n=9)において,SPレベルは安定または減少した。成功裏に治療された患者の79%(n=11)はSPの刺激後増加を示した。ロジスティック回帰分析を適用して,SPレベルの増加はPES後の改善された嚥下機能を独立に予測することを示した(p<0.05)。複数の治療サイクルを受けた3人の患者のうち,平均SPレベルの増加は,第1から第2の治療サイクルまで進行したときに見られた。3回目のPESサイクルを1人の患者に適用したとき,この傾向は継続した。3つの多重治療患者のうちの2つは,前述の内視鏡に基づくプロトコルに従って,反復PES治療サイクルの後に宣言された。PES後の唾液SPレベルの増加は,治療成功を示し,従って,SPはPES後の改善された嚥下機能のバイオマーカーとして作用する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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リハビリテーション  ,  神経系疾患の治療一般 
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