文献
J-GLOBAL ID:201802226236061503   整理番号:18A0808239

マニアの社交場「BAP cafe」~“狭く深いサイエンスカフェ”の魅力~

著者 (7件):
資料名:
号: 20  ページ: 3-13 (WEB ONLY)  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U1325A  ISSN: 1881-8390  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,科学者と非科学者がテーブルを囲んで気軽に語り合う「サイエンスカフェ」が日本で広がりつつあり,開催回数・開催場所ともに急激に増加している。それに伴って,サイエンスカフェの形式も多様化してきており,現在では実に様々な形式のサイエンスカフェが開催・報告されている。本稿では,こうしたサイエンスカフェの多様性の一端として,著者らの運営するイベント「BAP cafe」を取り上げ,その運営方法と実施実績を詳述するとともに,実施記録や参加者へのアンケートをもとに,BAP cafeの特徴と効果および今後の課題について考察を行った。BAP cafeではサイエンスカフェの要素の一つである「わかりやすく説明すること」よりも,「専門的な内容について濃密な議論を展開すること」に重点を置いており,サイエンスカフェの新たな一形式として著者らは位置づけている。スピーカーと参加者の間のみならず,参加者同士,スタッフと参加者の間での対話が自然に起こり,議論が盛り上がる点が特徴であり,参加者からは,スピーカーとの距離が近く,“マニアック”な話題を共に楽しみながら深く議論を交わせるといった評価を得ている。専門性の高い内容はサイエンスカフェでは避けられがちであるが,BAP cafeではそれが長所となり,参加者を獲得して継続的な開催につながっている。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ドキュメンテーション一般  ,  科学技術政策・制度・組織 
引用文献 (6件):
  • Cormick, C. 2010: “Engaging with Audiences who are Unengaged on Science,” 11th International Conference on Public Communication of Science and Technology(PCST).
  • Dallas, D. 2006: ′′Cafe Scientifique-Dejà Vu,′′ Cell, 126(227-229).
  • 音野瑛俊 2013: 「『設立者に聞きました』 Vol.3」『大学生や大学院生がおこなう科学コミュニケーション 団体紹介&活動報告四季報』(12), 2-4.
  • 石田尚,善甫啓一,上道茜,松原悠,埴生孝慈,尾澤岬,天野千恵,榎田翼,佐藤翔,西浦ミナ子,赤瀬直子, 三波千穂美,逸村裕,山田信博 2012: 「筑波大学における「院生プレゼンバトル」の事例報告:学園祭における科学コミュニケーション」『科学技術コミュニケーション』(11), 63-73.
  • 角谷雄哉,佐藤良太,秋山茉莉花,松原悠,藤田佑樹,藤野未来,善甫啓一,田中みさよ,上道茜 2014:「筑波大学における「プレゼンひろば」の事例報告 : 総合大学における日常的な異分野コミュニケーション」 『科学技術コミュニケーション』(16), 77-89.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る