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J-GLOBAL ID:201802226262309296   整理番号:18A0827140

4Kビデオ用の主観的品質評価法の性能比較

Performance Comparison of Subjective Quality Assessment Methods for 4k Video
著者 (3件):
資料名:
巻: E101.B  号:ページ: 933-945(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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多くの主観的品質評価法が標準化されている。実験者は,計画した主観的評価実験の目的に従って,これらの中から方法を選択することができる。主観的品質評価の結果は,評価ビデオの品質分布が引き起こす変域効果に影響されることがしばしば議論されている。しかし,高品質領域における変域効果を調べるための二重刺激連続品質スケール(DSCQS)と隠れ参照付き絶対カテゴリレイティング(ACR-HR)法に関する研究はない。そこで著者らは,高品質評価ビデオ(高品質実験)と低品質評価ビデオ(低-高品質実験)を用いて実験を行い,精度,安定性,識別能力についてDSCQSとACR-HR法を比較した。精度に関しては,DSCQSとACR-HR法の平均意見スコアが変域効果によりわずかに影響されたが,ほとんど全ての一般的処理ビデオシーケンスは高品質実験と低-高品質実験に対して有意差を示さなかったことが分かった。第二に,DSCQSとACR-HR法は低-高品質実験で同じように安定であったが,高品質実験ではDSCQS法がACR-HR法よりも安定であった。最後に,DSCQS法は低-高品質実験においてACR-HR法よりも高い識別能力を有していたが,両評価法は高品質実験に対してほとんど同等の識別能力を有していた。従って著者らは,変域効果を最小化する場合,高品質領域ではACR-HR法よりもDSCQS法がより優れていると判断した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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テレビジョン一般 
引用文献 (23件):
  • [1] M. Inouye and S. Rosen, UltraHD TV, 4K STB and HEVC STB adoption, ABI Research, 2013.
  • [2] Y. Sugaya, H. Fujii, A. Sato, H. Matsuda, S. Chaki, and H. Inagaki, “Research and development policies for ultra-high-presence video technology toward 4K/8K services,” NTT Technical Review, vol.12, no.5, pp.1-4, May 2014.
  • [3] T. Hayashi, “QoE-centric operation for optimizing user quality of experience,” NTT Technical Review, vol.13, no.9, pp.1-4, Sept. 2015.
  • [4] ITU-T Recommendation P.910, “Subjective video quality assessment methods for multimedia applications,” April 2008.
  • [5] ITU-R Recommendation BT.500, “Methodology for the subjective assessment of the quality of television pictures,” Jan. 2012.
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