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J-GLOBAL ID:201802226275125755   整理番号:18A0479438

PCSK9阻害は血しょうおよびリポ蛋白質画分のリピドームを変化させる【Powered by NICT】

PCSK9 inhibition alters the lipidome of plasma and lipoprotein fractions
著者 (12件):
資料名:
巻: 269  ページ: 159-165  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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プロ蛋白質コンベルターゼスブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)の阻害はLDL コレステロール(LDL C)の劇的な低下をもたらすことが知られているが,他の脂質種とそれらの代謝にどのように影響するかほとんど理解されていない。本研究の目的は,確立された冠動脈性心疾患患者に対する抗体を阻害するPCSK9の投与後の血しょうとリポ蛋白質粒子のリピドームの変化を特性化することであった。血漿試料は,RG7652の安全で効果的な使用のための無作為化プラセボ対照第II相試験(EQUATOR)を受けた患者から得られた,PCSK9機能を阻害する完全ヒト型モノクローナル抗体であった。リポ蛋白質画分を逐次密度超遠心により分離し,血漿と主要なリポ蛋白質クラス(VLDL IDL, LDL, HDL)は質量分析脂質プロファイリングを行った。PCSK9阻害はいくつかの脂質クラスの血漿レベル,スフィンゴ脂質(ジヒドロセラミド,グルコシルセラミド,スフィンゴミエリン,セラミド),コレステリルエステル及び遊離コレステロールを有意に減少させた。過去に構築されたセラミド比心血管死亡率を予測する,または関連エイコサノイド脂質炎症,は変化しなかった。RG7652処理は,リポ蛋白質クラスにおける脂質の総合的および相対的な分布に影響した。全脂質種の全体的な減少は,LDL及びVLDL+IDL粒子で観察されたが,HDL関連りん脂質が増加した。処理後,LDLは脂質カーゴを示し,VLDL+IDL粒子の相対的な脂質比率は,大方変化がなかったが,HDL粒子で相対的により行っ脂質。PCSK9抗体の投与は,血しょう及びリポ蛋白質粒子の脂質組成を有意に変化させる。これらの変化は,さらに抗PCSK9療法と心血管リスク間のリンクを明らかにした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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生化学的分析法  ,  細胞生理一般  ,  先天性疾患・奇形一般  ,  砂糖以外の糖  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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