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J-GLOBAL ID：201802226306901936   整理番号：18A1002536

HIVおよびSIVアクセサリー蛋白質による細胞抗ウイルス因子の多層および多目的阻害【JST・京大機械翻訳】

Multilayered and versatile inhibition of cellular antiviral factors by HIV and SIV accessory proteins

著者 (2件)： Sauter Daniel (Institute of Molecular Virology, Ulm University Medical Center, Meyerhofstr. 1, 89081 Ulm, Germany) ,  Kirchhoff Frank (Institute of Molecular Virology, Ulm University Medical Center, Meyerhofstr. 1, 89081 Ulm, Germany)
資料名： Cytokine & Growth Factor Reviews  (Cytokine & Growth Factor Reviews)
巻： 40  ページ： 3-12  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0733A  ISSN： 1359-6101  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HIV-1,AIDSの主原因物質,および関連霊長類レンチウイルスは,感染宿主の寿命を通して効率的に複製する顕著な能力を示す。それらの高い変動性に加えて,いくつかのアクセサリー遺伝子の獲得は,これらのウイルスを効率的に回避するか,または,強い抗ウイルス免疫応答を打ち消すことを可能にした。それぞれのウイルス蛋白質,すなわち,Vif,Vpr,Vpu,VpxおよびNefは,様々な機構により作用し,自然および適応免疫に関わる各種の細胞因子を標的とする,スタニング機能的多様性を示す。本レビューの焦点は,Vpr,Vpu及びNefが蛋白質レベルで細胞抗ウイルス因子を直接標的化するだけでなく,NF-κBのような免疫調節転写因子の活性を調節することによりそれらの発現を抑制するという証拠を蓄積することである。さらに,著者らは,多様なアダプターとして作用するアクセサリー蛋白質の能力について議論し,それらの作用部位から抗ウイルス蛋白質を除去し,プロテアソームまたはエンドリソソーム分解のためにそれらを標的化する。ここでは,主要な強調は,機能的相互作用,相乗作用および副霊長類のレンチウイルス蛋白質間のスイッチのための新しい例についてである。細胞免疫防御機構とウイルス対策の間のこの複雑な相互作用のより良い理解は,効果的なワクチンの開発を促進し,有害な慢性炎症を予防するのに役立ち,潜在的なウイルス貯留層の確立と維持に洞察を提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  防御機構 ,  ターゲティング ,  遺伝子 ,  ウイルスタンパク質 ,  相乗作用 ,  NFκB ,  *ウイルス ,  プロテアソーム ,  細胞性免疫 ,  ワクチン ,  *HIV【ウイルス】 ,  スイッチ ,  霊長類
準シソーラス用語： vpr遺伝子産物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： HIV ,  SIV ,  免疫活性化 ,  アクセサリー蛋白質 ,  制限因子

分類 (2件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  ウイルスの生化学  (EG04030F)

タイトルに関連する用語 (8件)： HIV ,  SIV ,  アクセサリー蛋白質 ,  細胞 ,  ウイルス ,  因子 ,  多層 ,  阻害