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J-GLOBAL ID:201802226334791799   整理番号:18A0433595

エンドトキシンによるex vivo血刺激後のTNFαとIP-10遊離の減少は,脳卒中後の転帰不良と関連している【Powered by NICT】

Reduced release of TNFα and IP-10 after ex vivo blood stimulation with endotoxin is associated with poor outcome after stroke
著者 (6件):
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巻: 102  ページ: 51-54  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急性脳虚血に対する免疫応答は脳卒中の病態生理において重要な役割を果たし,治療標的となる可能性がある。Toll様受容体4(TLR4)は先天性免疫の主調節因子である。本研究の目的は,血液細胞におけるTLR4活性化および虚血性脳卒中後の転帰後選択されたサイトカイン放出の間の関係を決定することであった。:156名の虚血性脳卒中患者(年齢中央値:69;女性40.4%)を含んでいた。静脈血は脳卒中の発症後3日で収集し,リポ多糖類(LPS)のex vivo刺激された。腫瘍壊死因子α(TNFα)のLPS誘導レベルはMyD88依存性経路の代理指標として使用し,インターフェロンγ誘導蛋白質10(IP 10)はMyD88非依存性経路の代理として用いた。機能的転帰は,脳卒中発症後3か月で評価した。TNFα(中央値:2.2対3.5pg/10~3単球,p<.01)とIP-10放出(中央値:0.3対0.6pg/10~3単球,p<.01)が,予後不良の患者で減少した。年齢,脳卒中重症度,肺炎に対して調整された多変量ロジスティック回帰分析では,低TNFα放出は転帰不良(OR: 4.23, 95%CI: 1.64 10.90, p=.03)と関連していた。同様に,低IP-10放出は好ましくない予後(調整OR:3.42;95%CI:1.49 8.21,p<.01)に関連していた。エンドトキシンによるex vivo血刺激後のTNFαとIP-10の減少した放出は,脳卒中後の転帰不良と独立して関連している。著者らの結果は,血液細胞におけるTLR4シグナリングのMyD88依存性経路とMyD88非依存的経路の両方の阻害は,脳卒中患者における好ましくない予後と相関することを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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