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J-GLOBAL ID：201802226336993246   整理番号：18A0754863

Daphnia magnaにおける必須脂肪酸制限の分子基盤:トランスクリプトーム法【JST・京大機械翻訳】

The molecular basis of essential fatty acid limitation in Daphnia magna: A transcriptomic approach

著者 (3件)： Windisch Heidrun S. (Institute for Cell Biology and Zoology, Heinrich-Heine-University, Duesseldorf, Germany) ,  Fink Patrick (Institute for Cell Biology and Zoology, Heinrich-Heine-University, Duesseldorf, Germany) ,  Fink Patrick (Institute for Zoology, University of Cologne, Koln, Germany)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 27  号： 4  ページ： 871-885  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの食物網において,一次生産者と草食動物間の栄養移行効率は一次生産者の栄養価により決定されることが広く受け入れられている。遠洋性淡水および海洋生態系において,草食動物プランクトンによる二次生産は,必須ω3多価不飽和脂肪酸(ω3 PUFA)のセストン含量によりしばしば制限される。しかしながら,植物プランクトンω3 PUFA含有量と動物プランクトン成長と生殖の間の正の関係の背後にある遺伝的ネットワークについてはほとんど知られていない。著者らの実験研究では,それらのω3 PUFA組成が異なる食品様式下での淡水枝角類Daphnia magnaの遺伝子発現変化を分析した。他の因子からω3 PUFAの影響を解明するために,必須ω3 PUFA エイコサペンタエン酸(EPA)を添加した場合としない場合に,異なる純粋な植物プランクトン培養(すなわち,藻類とシアノバクテリアの餌)を用いてD.magnaを給餌した。仮説として,EPAを添加した食餌での増殖の増強を観察した。EPAアベイラビリティに依存して調節される遺伝子を見出し,モニターするために,異なる食餌処理からD.magnaへのIllina RNA-seqアプローチを適用した。26,646の潜在的蛋白質産物(D.magnaゲノムにマップされた)の中で,異なる食物源により駆動されるトランスクリプトームの特徴を同定した。さらなる分析により,基礎食品源に関係なくEPA代謝に関与する特異的候補遺伝子を明らかにした。これは,D.magnaのEPA特異的応答に関与する以前に特性化されていない遺伝子の最初の機能的アノテーションを可能にし,最終的に,ω3 PUFA代謝と変換につながる分子過程へのリンクを提供し,従って,遠洋性食物網における栄養移動効率を提供する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 枝角類 ,  動物プランクトン ,  タンパク質 ,  代謝 ,  食品 ,  プランクトン ,  遺伝子発現 ,  *トランスクリプトーム ,  植物プランクトン ,  淡水 ,  藍藻類 ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン
準シソーラス用語： 草食動物 ,  一次生産 ,  食物網 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： エイコサペンタエン酸(EPA) ,  必須脂肪酸 ,  食品品質 ,  多不飽和脂肪酸(S) ,  トランスクリプトーム ,  栄養伝達効率

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (1件)： エイコサペンタエン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： Daphnia ,  必須脂肪酸 ,  制限 ,  分子 ,  基盤 ,  トランスクリプトーム