文献
J-GLOBAL ID:201802226338744494   整理番号:18A0053941

事前組織化された単一ソース前駆体により合成されたナノ-LiCoO2の特徴と性質 Liイオン拡散率,電気化学そして生物学的評価

Characteristics and properties of nano-LiCoO2 synthesized by pre-organized single source precursors: Li-ion diffusivity, electrochemistry and biological assessment
著者 (13件):
資料名:
巻: 15  号: Aug  ページ: 15:58 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:LiCoO2は,Liイオンバッテリーで最も用いられているカソード材料の1つである。その従来の合成は,マイクロスケールの菱面体層を成したLiCoO2の高温相(HT-LCO)を得るため,高温(>800°C)と長い加熱時間を必要とする。ナノスケールのHT-LCOが,バッテリー性能を改善するため興味を持たれている。なぜならミクロンサイズのものに比べリチウムイオン(Li+)経路がナノ粒子中でより短いことが期待されるからである。バッテリーは典型亭に再利用されるので,このプロセスの間のナノ粒子への曝露を評価する必要がある。結果:アルコキシドとアリールオキシドに基づくリチウム(Li+)およびコバルト(Co2+)イオンを含む幾つかの新しい単一ソース前駆体を構造上,特性化し,数時間内で450°CでナノスケールHT-LCOへ熱的に変換した。このナノ粒子のサイズは前駆体に依存し,それは電気化学的性能を決定する。本LiCoO2ナノ粒子のLiイオン拡散係数は,市販のものより少なくとも10倍改善する一方,充電および放電に際し,良い可逆性を示した。バッテリー再利用の間のナノ粒子への職業上の曝露の危険をin vitroで多細胞肺モデルにより調査した。結論:本ヘテロバイメタル単一ソース前駆体は,HT-LCOのための生産温度と時間を劇的に減ずることを可能にする。得られたLiCoO2ナノ粒子はマイクロ粒子に比べLi+挿入/引き抜きに関しより速い動態を示す。全体としてナノサイズのLiCoO2粒子は,それらのミクロンサイズのものに比べin vitroでより低い細胞毒性および炎症誘発潜在力を示す。しかしナノ粒子は大気中で凝集し,部分的にマイクロ粒子のように振る舞う。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電解装置  ,  電気化学反応 

前のページに戻る