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J-GLOBAL ID:201802226376695958   整理番号:18A0257007

セレウス菌眼感染症における線毛の役割【Powered by NICT】

The role of pili in Bacillus cereus intraocular infection
著者 (11件):
資料名:
巻: 159  ページ: 69-76  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0658B  ISSN: 0014-4835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細菌性眼内炎は,潜在的に失明眼感染症である。細菌Bacillus cereusは急速に進行する本症の壊滅的な形を引き起こし,数日以内に視覚の顕著な炎症と損失をもたらした。B.cereusの外表面は眼内炎症反応を誘発する,TLRのような自然免疫受容体との相互作用によると考えられる。本研究では,実験的眼内炎における,細菌表面に位置する接着付属物,セレウス菌線毛の役割を解析した。線毛の存在は,眼内炎症及び病原性に寄与しているという仮説を試験するために,著者らは野生型B.cereus(ATCC 14579)またはその同系線毛欠損変異体(ΔbcpA srtD bcpBまたはΔPil)に感染したマウス眼における実験的眼内炎の進行を解析した。百CFUを各マウスの片眼の硝子体に注入した。感染は眼内かん菌および網膜機能損失を定量化することにより,感染後0~12時間から組織学により分析した。感染株のin vitro成長と溶血性表現型も比較した。は野生型B.cereusおよびΔPil変異体の溶血活性(1:8価),運動性,またはin vitro成長(p>0.05,2時間毎,0 18h)で差はなかった。しかし,感染した眼は感染経過(p≦0.05, 3 12 h)中ΔPilよりも野生型の大きな数を含むB.cereus。野生型B.cereusに感染した眼はΔPil変異体に感染した眼より網膜機能におけるより大きな損失を経験したが,その差異は常に有意ではなかった。ΔPilあるいは野生型B.cereusに感染した眼は重篤な炎症の同程度を達成した。結果は線毛欠損B.cereusの眼内成長はより良く制御され,線毛欠損株に感染した眼における大きな網膜機能の傾向に導いた可能性があることを示した。この差は炎症反応の重症度を変化させるには著しく充分でなかったが,これらの結果は,眼内炎の初期段階におけるクリアランス,この生物の新たに記述された病原性機構とこの感染からセレウス菌を保護する線毛の潜在的役割を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  微生物生理一般 
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