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J-GLOBAL ID:201802226395200768   整理番号:18A0974677

鼻咽頭癌における前治療腫瘍見かけ拡散係数値の予後値【JST・京大機械翻訳】

The prognostic value of pretreatment tumor apparent diffusion coefficient values in nasopharyngeal carcinoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 678  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】拡散強調MR画像(DWI)は,鼻咽頭癌(NPC)患者の管理にますます貢献した。本論文の目的は,93人のNPC患者における見かけの拡散係数(ADC)値の予後的有意性を調査することであった。【方法】この遡及的研究は,93人の新たに診断されたNPC患者を含んだ前処理ADC値を測定し,患者の年齢,性別,アルコール摂取量,喫煙,腫瘍容積,病理学的型,腫瘍期,および結節期と比較した。Kaplan-Meier法を用いて,全生存(OS),局所無再発生存(LRFS)および遠隔転移のない生存(DMFS)を計算し,低および高ADC群間で比較した。ADC値および他の9つの臨床パラメータの多変量解析を,OS,LRFSおよびDMFSに対する独立した有意性を試験するために,Cox比例ハザードモデルを用いて行った。【結果】初期鼻咽頭腫瘍の平均ADC値は,0.72×10~3mm2/s(範囲:0.48~0.97×10~3mm~2/s)であった。前処置ADCと患者の性別,年齢,喫煙,アルコール摂取量または腫瘍ステージの間に有意差はなかった。異なるNステージ(P=0.022)に対するADCの有意差と初期腫瘍容積(r=-0.26,P=0.012)との相関が観察された。比較すると,未分化癌のADC値は他の3つの病理学的型より低かった。50か月の追跡調査期間の中央値で,3年と5年のOS率は,それぞれ88.2%と83.3%であり,3年と5年のLRFS率は,それぞれ93.5%と93.3%であり,3年と5年のDMFS率は,それぞれ83.9%と83.3%であった。腫瘍ADC値≧0.72×10~-3mm2/sを有する患者は,腫瘍ADC値<0.72×10~3mm2/sと比較して,より長いOSおよびLRFS期間を示し,P値はそれぞれ0.036および0.018であった。加えて,死亡または再発または遠隔転移を有する患者は,疾患失敗のない患者より有意に低いADC値を有した。Cox比例ハザード試験を用いた多変量解析によると,ADC値はそれぞれOS(P=0.0004),LRFS(P=0.0009),DMFS(P<0.0001)と有意な相関を示した。結論:治療前腫瘍ADC値は,NPCのための非侵襲的な重要な予後パラメータであると考えられた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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耳・鼻・咽頭・喉頭の腫よう  ,  腫ようの放射線療法  ,  腫ようの診断 
引用文献 (34件):
  • CA Cancer J Clin; Global cancer statistics. 2002; DM Parkin, F Bray, J Ferlay, P Pisani; 55; 2005; 74-108; 10.3322/canjclin.55.2.74; CR1;
  • World J Radiol; Magnetic resonance imaging staging of nasopharyngeal carcinoma in the head and neck; A King, KS Bhatia; 2; 2010; 159-165; 10.4329/wjr.v2.i5.159; CR2;
  • Eur J Radiol; Nasopharyngeal carcinoma; V Chong, C Ong; 66; 2008; 437-447; 10.1016/j.ejrad.2008.03.029; CR3;
  • Arch Otolaryngol Head Neck Surg; Prognostic factors and outcome for nasopharyngeal carcinoma; TP Farias, FL Dias, RA Lima, J Kligerman, GM de Sá, MM Barbosa; 129; 2003; 794-799; 10.1001/archotol.129.7.794; CR4;
  • Head and Neck Pathol; Prognostic indicators in head and neck oncology including the new 7th edition of the AJCC staging system; M Brandwein-Gensler, R Smith; 4; 2010; 53-61; 10.1007/s12105-010-0161-y; CR5;
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