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J-GLOBAL ID：201802226408808014   整理番号：18A0821446

摩擦調整剤MODTCの存在下におけるTiO_2大気圧プラズマ溶射(APS)コーティングのトライボロジー挙動:パラメータ研究【JST・京大機械翻訳】

Tribocatalytic behaviour of a TiO₂ atmospheric plasma spray (APS) coating in the presence of the friction modifier MoDTC: a parametric study

著者 (7件)： Deshpande P. (University Lyon, Ecole Centrale de Lyon, Laboratory of Tribology and System Dynamics, ENISE, ENTPE, CNRS UMR, 69134, Ecully, France) ,  Minfray C. ,  Dassenoy F. ,  Le Mogne T. ,  Jose D. ,  Cobian M. ,  Thiebaut B.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 27  ページ： 15056-15068  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近のエンジン設計と排出傾向は,TiO_2APS被覆のような円筒ライナー応用のための大気プラズマ溶射(APS)被覆の商業的利用をもたらした。著者らの以前の研究では,このタイプのコーティングがMoDTCで潤滑された鋼と比較してより良い摩擦結果を示すことを示した。この特徴をさらに調べるために,MoDTC濃度,試験温度,Hertz接触圧および鋼球からセラミック球(Al_2O_3およびZrO_2)への対応材料の変化の影響を含むパラメータ研究を行った。ボールオンフラット摩擦試験を,MoDTCを含む基油で潤滑された往復(ボールオンフラット)トライボメータ上で行った。結果は,MoDTCの濃度,試験温度および接触圧を含むすべての試験条件に対して,参照鋼と比較して,TiO_2APS被覆に対して,より低い摩擦および摩耗が観察されることを示した。低摩擦挙動を説明するために,トライボ膜組成を研究し,MoS_2が,オキシ硫化物種のないTiO_2APSの場合に常に形成されることを観察した。参照鋼では,MoO_xS_y種が主にトライボ膜で検出された。対応材料を鋼球からセラミック球に変えたときのTiO_2APSに関するXPS分析は,少量のMoO_3(+vi酸化状態)を有するMoS_2(+iv酸化状態におけるMo)とMo-C(Mo+ivまたは+ii酸化状態)種の形成を示唆した。MoDTC(+v酸化状態のMo)から生じるトライボ膜内部の多量のモリブデン原子がトライボロジー接触で減少することも示された。著者らの以前の研究で仮定された摩擦触媒挙動に基づくMoDTCの分解機構を提案し議論した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 基油 ,  *被覆 ,  接触圧 ,  鋼 ,  セラミック ,  *トライボロジー ,  X線光電子分光法 ,  X線光電子スペクトル ,  硫化物 ,  *プラズマ溶射 ,  摩擦試験 ,  モリブデン
準シソーラス用語： 酸化状態 ,  トライボ膜 ,  鋼球 ,  Hertz接触 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 摩擦調整剤 ,  大気圧プラズマ ,  溶射 ,  APS ,  コーティング ,  トライボロジー挙動 ,  パラメータ ,  研究