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J-GLOBAL ID:201802226509461368   整理番号:18A1990902

ラットにおけるD-セリンの薬物動態と毒物動力学【JST・京大機械翻訳】

Pharmacokinetics and toxicokinetics of d-serine in rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  ページ: 264-271  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類脳において,D-セリンはN-メチル-D-アスパラギン酸受容体上のグリシン結合部位におけるコアゴニストとして作用する。血漿中D-セリンレベルは,統合失調症患者において健常者より有意に低いので,D-セリンは統合失調症治療のための潜在的治療薬として提案されている。しかし,D-セリンは高用量ラットで腎毒性効果を有する。本研究の目的は,ラットにおけるd-セリンの血漿動態と腎毒性の間の関係を調査することであった。D-セリン静脈内(iv),経口(po),または腹腔内(ip)を雄Wistarラットに投与し,ガスクロマトグラフィー-質量分析を行い,d-およびL-セリンの血漿中濃度を測定した。iv投与(0.1mmol/kg体重(bw))の後,血漿d-セリンは,108±16分の除去t_1/2で,多指数関数的に減少し,総クリアランスは7.9±0.9ml/分/kg bwであった。D-セリンの経口バイオアベイラビリティは94±27%と推定された。d-セリン誘導腎臓損傷の用量-反応関係とd-セリンの血漿動力学を評価するために,0.6~4.8mmol/kg bwの範囲の用量でラット腹腔内にd-セリンを注入した。d-セリン投与の24時間後に,腎臓損傷を示す組織学的変化は,1.8~4.8mmol/kg bwの用量でd-セリンを投与したラットの腎臓で観察された;尿細管損傷の重症度は,D-セリン用量の増加とともに増加した。D-セリンのC_max値が約2μmol/mlであったとき,血漿クレアチニンはd-セリン投与の24時間後に著しく増加した。これは,d-セリンのC_maxがd-セリン誘発腎毒性の良い予測因子であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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生物薬剤学(基礎) 
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