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J-GLOBAL ID：201802226527066805   整理番号：18A1981795

DEMシミュレーションによるホッパー形状が偏析性へ与える影響検討

Effect of Hopper Shape on Segregation by the Discrete Element Method

著者 (3件)： 渋木一晃 (味の素株式会社 イノベーション研究所) ,  加藤啓介 (味の素株式会社 イノベーション研究所) ,  酒井幹夫 (東京大学大学院 工学系研究科)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 55  号： 8  ページ： 439-444(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 偏析は工業的粉体プロセスにおける大きな問題の1つになる。本論文では,ホッパ形状が偏析に及ぼす影響について述べた。2つのサイズの粒子(2mm,6mm)がホッパから放出されたとき,体積速度の変化を評価した。本研究では,ホッパ直径と傾斜角が偏析に及ぼす影響を数値的に調べた。最初に,ホッパ入口直径の影響を研究した。それが減少すると,最後の10%の流れにおける偏析は顕著でなくなった。次に,ホッパ傾斜の影響を研究した。その傾斜が小さいほど,偏析は起こりやすかった。粉体流の観察から,漏斗流が発生し,次に,大粒子が,ローリング分離によって粉体層の表面上の中心領域に移動した。壁近傍の粒子と中心の粒子の間の垂直速度の差がローリング偏析を引き起こすことを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *粉体流 ,  偏析 ,  流速分布 ,  *ホッパ ,  計算流体力学 ,  離散系 ,  並進 ,  回転 ,  構造パラメータ ,  器壁効果

著者キーワード (8件)： 個別要素法 ,  ホッパ放電 ,  偏析 ,  ホッパ形状 ,  個別要素法 ,  ホッパ放電 ,  偏析 ,  ホッパ形状

分類 (2件)： 装置内の流れ  (XD01010Y) ,  粉体工学  (XD03010M)

引用文献 (12件)：

• [1] Funtai Kougakukai, Futai Kougaku Binran, Nikkan Kogyo (1998) p.241.
• [2] P. A. Cundall, O. D. L. Strack, A discrete numerical model for granular assemblies, Geotechnique 29 (1979) 47-65.
• [3] M. Yamamoto, S. Ishihara, J. Kano, Influences of the blades geometry on the mixing phenomena in an agitating mixer, J. Soc. Powder Technol., Japan 50 (2013) 851-856.
• [4] D. Sakaniwa, J. Wang, Y. Takayama, M. Sakai, Discrete element method and continuum modeling simulation and observation behavior on a cyclone collector, J. Soc. Powder Technol., Japan 53 (2013) 4-13.
• [5] M. Suzuki, K. Matsumoto, Gravitational flow behavior of granular materials in mass-flow hoppers, J. Soc. Powder Technol., Japan 46 (2009) 738-749.

タイトルに関連する用語 (4件)： DEM ,  シミュレーション ,  ホッパー ,  偏析