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J-GLOBAL ID:201802226582093066   整理番号:18A0435472

リオデジャネイロ(ブラジル)からのNeisseria gonorrhoeae分離株における系統発生および抗菌剤耐性【Powered by NICT】

Phylogeny and antimicrobial resistance in Neisseria gonorrhoeae isolates from Rio de Janeiro, Brazil
著者 (11件):
資料名:
巻: 58  ページ: 157-163  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1228A  ISSN: 1567-1348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Neisseria gonorrhoeaeにおける抵抗性は世界的な公衆衛生の課題である。しかし(ブラジル)からのN.gonorrhoeae分離株についてはほとんど知られていない。本研究では,抗菌薬感受性プロファイル,耐性機構,およびクローン多様性に応じて2006~2015年にリオデジャネイロ市で得られた116N.gonorrhoeae分離株を特性化した。寒天希釈法による抗菌最小発育阻止濃度を決定し,全ゲノム配列決定は,抵抗性に関連する対立遺伝子を調べ,多遺伝子座配列タイピングプロファイル,およびコアゲノム単一ヌクレオチド多型に基づく分離株群を決定するために実施した。ペニシリン,テトラサイクリン,シプロフロキサシン,アジスロマイシンに対する耐性は2006年以降に観測された。ペニシリンに対する耐性はponAとporB遺伝子におけるβ-ラクタマーゼプラスミドと染色体変異により仲介され,テトラサイクリン耐性,TetMプラスミド,porBとrspJ変異により仲介された。シプロフロキサシン抵抗性分離株は,gyrAおよびparCのキノロン耐性決定領域(QRDR)における累積点突然変異を示した。23S rRNA,mtrR,mtrRプロモーター領域をコードするrrl遺伝子の変化したアジスロマイシンに対する耐性の原因である。系統発生解析は,七つの主要なクレード,主に異なる年中に発生した配列型の限られた数に属していることが同様の抵抗プロファイルを持つ分離株を含むを同定した。著者らの結果は,成功した耐性淋菌系統の持続性と関連した高いペニシリン,テトラサイクリン,シプロフロキサシン耐性率,アジスロマイシン耐性のポリクローナル出現を示した。さらに著者らは,このシナリオの進化を監視し,市における効果的な治療選択肢としてのアジスロマイシンおよびセフトリアキソンに可能な変化の早期検出を可能にする監視の重要性を強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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微生物生理一般  ,  食品の汚染  ,  微生物検査法  ,  食品衛生一般  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 

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