文献

J-GLOBAL ID：201802226617012237   整理番号：18A0996033

脂質単分子層上の蛋白質移動度のFCS分析【JST・京大機械翻訳】

FCS Analysis of Protein Mobility on Lipid Monolayers

著者 (5件)： Khmelinskaia Alena (Department of Cellular and Molecular Biophysics, Max Planck Institute of Biochemistry, Martinsried, Germany) ,  Muecksch Jonas (Department of Cellular and Molecular Biophysics, Max Planck Institute of Biochemistry, Martinsried, Germany) ,  Conci Franco (Department of Cellular and Molecular Biophysics, Max Planck Institute of Biochemistry, Martinsried, Germany) ,  Chwastek Grzegorz (Department of Cellular and Molecular Biophysics, Max Planck Institute of Biochemistry, Martinsried, Germany) ,  Schwille Petra (Department of Cellular and Molecular Biophysics, Max Planck Institute of Biochemistry, Martinsried, Germany)
資料名： Biophysical Journal  (Biophysical Journal)
巻： 114  号： 10  ページ： 2444-2454  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0298A  ISSN： 0006-3495  CODEN： BIOJAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： in vitro膜モデル系を用いて,制御された非偽和条件下で複雑な生物学的現象を解析した。脂質単層は膜蛋白質の挙動に及ぼす脂質充填の影響を特に研究する強力なツールである。ここでは,わずかな量の蛋白質を必要とする小型化固定面積チャンバーに堆積した単層を用いて,Langmuir単分子層の特性を忠実に再現することを示した。この分析は,拡散動力学を特性化するために,単一分子高感度蛍光相関分光法(FCS)と組み合わせることが理想的に適している。著者らの結果は脂質移動度に及ぼす脂質充填の影響を確認し,単分子層を特性化するための従来の表面圧力測定の代替としてFCSの使用を検証した。さらに,膜結合成分の拡散挙動に及ぼす脂質密度の影響を示した。著者らは,単分子層の物理的性質が変化しない領域における脂質単分子層との蛋白質相互作用を特性化するためにFCSの感度を利用した。著者らのアプローチの可能性を実証するために,小さなペプチドから大きなDNAベースのナノ構造までの範囲の異なる性質の物体の拡散挙動を解析した。さらに,本研究では,脂質単分子層の表面粘度を定量化した。蛋白質-単分子層相互作用の広範な研究に向けての第一段階である脂質単分子層に関する点FCS実験の伝導に対する詳細な戦略を提示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 粘度 ,  単一層 ,  ナノ構造 ,  *移動度 ,  小型化 ,  *脂質 ,  in vitro実験 ,  キャラクタリゼーション ,  *単分子層 ,  DNA【核酸】 ,  膜タンパク質 ,  相互作用 ,  ペプチド
準シソーラス用語： 単一分子 ,  チャンバ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 脂質 ,  単分子層 ,  蛋白質 ,  移動度 ,  FCS ,  分析