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J-GLOBAL ID：201802226630642577   整理番号：18A0742360

動的バーテックス近似によるab initio計算に向けて

Towards ab initio Calculations with the Dynamical Vertex Approximation

著者 (8件)： GALLER Anna (TU Wien, Wien, AUT) ,  KAUFMANN Josef (TU Wien, Wien, AUT) ,  GUNACKER Patrik (TU Wien, Wien, AUT) ,  PICKEM Matthias (TU Wien, Wien, AUT) ,  THUNSTROEM Patrik (TU Wien, Wien, AUT) ,  THUNSTROEM Patrik (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  TOMCZAK Jan M. (TU Wien, Wien, AUT) ,  HELD Karsten (TU Wien, Wien, AUT)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 87  号： 4  ページ： 041004.1-041004.12  発行年： 2018年04月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kondo物理やMott物理などの多体問題の重要な効果はオンサイト相関によって理解できるが,電荷,スピン,及びペアリング振幅の非局所揺らぎは凝縮物質物理の最も魅力的で未解決の現象の核心にある。ここでは,ab initio物質計算を行う動的平均場理論へのダイアグラム拡張における最近の進展をレビューする。先ず,2粒子バーテックスを越えて場の量子論バックグラウンドを要約した。次に,ab initio動的バーテックス近似(AbinitioDΓA)を紹介する前に,ワームサンプリングとバーテックス漸近解析を使って,2粒子量などを計算する量子モンテカルロシミュレーションの最新のアルゴリズムの進展を論じた。最後に,AbinitioDΓAの可能性を,原型的な相関金属SrVO₃の結果を詳しく述べて説明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 近似法 ,  *電子相関 ,  平均場近似 ,  Feynmanダイアグラム ,  バーテックス関数 ,  ab initio法 ,  ゆらぎ ,  スピンゆらぎ ,  量子モンテカルロ法 ,  バナジウム酸塩 ,  ストロンチウム化合物 ,  自己エネルギー ,  Bethe-Salpeter方程式
準シソーラス用語： *DFT+DMFT ,  GW近似 ,  バナジウム酸ストロンチウム ,  電荷ゆらぎ ,  動的バーテックス近似 ,  *動的平均場理論 ,  量子モンテカルロシミュレーション

分類 (1件)： 結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

引用文献 (135件)：

• P. Hohenberg and W. Kohn, Phys. Rev. 136, B864 (1964).
• W. Kohn and L. Sham, Phys. Rev. 140, A1133 (1965).
• R. Jones and O. Gunnarsson, Rev. Mod. Phys. 61, 689 (1989).
• J. P. Perdew, K. Burke, and M. Ernzerhof, Phys. Rev. Lett. 77, 3865 (1996).
• L. Hedin, Phys. Rev. 139, A796 (1965).

タイトルに関連する用語 (3件)： バーテックス ,  近似 ,  計算