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J-GLOBAL ID:201802226665901712   整理番号:18A0136389

混合微細藻類細菌光バイオリアクタの性能と群集に及ぼすテトラサイクリン濃度の増加【Powered by NICT】

Increasing tetracycline concentrations on the performance and communities of mixed microalgae-bacteria photo-bioreactors
著者 (5件):
資料名:
巻: 29  ページ: 249-256  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3154A  ISSN: 2211-9264  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,混合微細藻類細菌光バイオリアクタの性能に及ぼすテトラサイクリンの濃度を変えることの影響を調べた。光バイオリアクタは嫌気性膜バイオリアクタ(anMBR)のバイオガス,嫌気性流出液から栄養素からの二酸化炭素(CO_2)を除去するそれらの能力を評価した。テトラサイクリンの濃度変化は,バイオガス_からCO_2の除去に影響を与えなかった。CO_2の29%v/vは全ての反応器中の酸素(O_2)の>20%v/vを生成するために完全に除去された。栄養素とバイオマスの除去は,低濃度のテトラサイクリン(≦150μg/L)で影響されなかったが,20mg/Lのテトラサイクリンがりん酸塩のバイオマス生成と除去効率を低下させた。逆に,高いクロロフィルaとb含有量は20mg/Lのテトラサイクリンで観察された。高テトラサイクリンレベルは18S rRNA遺伝子に基づく微細藻類群集の多様性に影響を与えなかったが,16S rRNA遺伝子に基づく微生物群集に悪影響を与えた。特に,ProteobacteriaとBacteroidetes門の両方が相対的豊度ではなく葉緑体門で減少した。さらに,窒素固定(例えば,Flavobacterium,未分類Burkholderialesおよび未分類Rhizobiaceae)と脱窒素基(例えばHydrogenophaga spp.)の両方が高いテトラサイクリン濃度での相対存在量の有意に減少した。りん酸塩蓄積微生物,Acinetobacter spp.とPseudomonas spp.は高いテトラサイクリン濃度への曝露に類似して低下した。が未分類Comamonadaceaeは相対存在量,排出ポンプ機構に関連したテトラサイクリン耐性遺伝子の豊度の増加と相関して増加した。全般的な知見は,都市下水中の抗生物質濃度は混合微細藻類細菌光バイオリアクタによる栄養塩の除去に有意な影響を及ぼさないことを示した。しかし,高いテトラサイクリン濃度の廃水を処理するanMBRsの研磨段階のような光バイオリアクタを利用した抗生物質耐性遺伝子の低栄養塩除去と発生から明らかなように,効果的ではない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
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