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J-GLOBAL ID：201802226680154519   整理番号：18A2159265

樹木種を越えた鳥類による種子分散に及ぼす群落レベルの果実豊度における時間的変動の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of temporal variation in community-level fruit abundance on seed dispersal by birds across woody species

著者 (3件)： Naoe Shoji (Center for Ecological Research, Kyoto University, Hirano 2-509-3, Otsu, Shiga, 520-2113, Japan) ,  Masaki Takashi (Forestry and Forest Products Research Institute, Matsunosato 1, Tsukuba, Ibaraki, 305-8687, Japan) ,  Sakai Shoko (Center for Ecological Research, Kyoto University, Hirano 2-509-3, Otsu, Shiga, 520-2113, Japan)
資料名： American Journal of Botany  (American Journal of Botany)
巻： 105  号： 11  ページ： 1792-1801  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0479A  ISSN： 0002-9122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動物分散植物において,同じ生息場所における同じ種の種子分散パターンは,個体間および時間的に大きく異なる可能性がある。多くの研究は,個々の植物の種子分散に及ぼす果実豊度における空間的変動の広範な影響を明らかにした。対照的に,種子分散における時間的変動を調べた研究は非常に少ない。方法:著者らは,3年間の日本の温帯森林における6つの鳥の分散した木本種の果実除去率と種子分散距離に対する同種と地域レベルの果実豊度の影響を調査した。6種は類似の果実特性を共有したが,異なる結実期を有した。さらに,種子分散に及ぼす食餌および種組成における鳥の季節性の影響も考慮した。重要な結果:地域レベルの果実豊度における年次間および季節間変動は,種にわたる果実除去および種子分散距離の両方を決定したが,その影響は鳥の行動における季節的変化によって異なった。豊富な果実は果実摂食期間中にのみ鳥類による果実除去を満足し,昆虫摂食期間中ではそうではなかった。果実の不足は分散距離を増加させたが,移動期間中のみであった。この違いは,おそらく,通過する移住者とterrit鳥の異なる採餌行動によるものであった。結論:著者らの結果は,地域レベルの果実豊度の時間的変動が温帯森林における種子分散の決定因子であることを示した。種子分散パターンに及ぼす果実豊度の時間的変動の影響は,それらの重要性と果実の生物季節学との関連を理解するために,他の生態系において調査されるべきである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *経時変化 ,  河川 ,  昆虫類 ,  温帯 ,  動物 ,  生態系 ,  生息場所 ,  *群落 ,  相互作用 ,  季節的変動 ,  結実
準シソーラス用語： フェノロジー ,  採餌 ,  種組成 ,  *種子分散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： Endozoochory ,  Fleshy-Fruited植物種 ,  果物の豊富さ ,  果物の除去 ,  川の森林保護 ,  植物-動物相互作用 ,  季節性 ,  種子分散距離 ,  温帯林

分類 (4件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  発生,成長,分化  (EH02030U) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 樹木 ,  鳥類 ,  種子分散 ,  群落 ,  果実 ,  豊度 ,  時間的変動