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J-GLOBAL ID:201802226680576528   整理番号:18A2170642

日本における有鱗目の保全 ミヤコカナヘビの保全-現状と今後の展望-

著者 (2件):
資料名:
巻: 2018  号:ページ: 187-193  発行年: 2018年11月30日 
JST資料番号: L4080A  ISSN: 1345-5826  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・宮古諸島固有のミヤコカナヘビは系統的に中国,台湾のカナヘビに近いがこれらとは独立に琉球に侵入して固有化し,独立して緑色の体色を獲得し,環境省レッドデータブックで絶滅危惧IA類に指定。
・生息地消失,捕食性外来種による食害,農薬の影響,違法採取が個体数減少の要因と指摘。
・保全のために生息状況の把握の必要性や,調査難航の原因として生息環境の広域性を示唆し,集団遺伝学的解析から単発で見つかる個体の由来,および地域集団間の分散の実態の推定を目標。
・生活史情報からミヤコカナヘビの人為的・非人為的環境攪乱によって創出された非永続的な環境である草地を渡り歩くパイオニア種的特性を示唆し,保全に向けた取り組みや今後の展望に言及。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  自然保護 
引用文献 (19件):
  • Hikida, T., H. Ota, and M. Toyama. 1992. Herpetofauna of an encounter zone of Oriental and Palearctic elements: Amphibians and reptiles of the Tokara Group and adjacent islands in the northern Ryukyus, Japan. Biol. Mag. Okinawa (30): 29-43.
  • 河内紀浩・中村泰之・渡邉環樹.2018.国内由来の外来種ニホンイタチMustela itatsiによる絶滅危惧種ミヤコカナヘビTakydromus toyamaiの捕食.哺乳類科学 58:73-77.
  • Lin, Si-Min, C. A. Chen, and K.-Y. Lue. 2002. Molecular phylogeny and biogeography of the grass lizards genus Takydromus (Reptilia: Lacertidae) of East Asia. Mol. Phylogenet. Evol. 22: 276-288.
  • 前之園唯史・戸田守.2007.琉球列島における両生類および陸生爬虫類の分布.Akamata(18):28-46.
  • 持田浩治・竹中践・戸田守.2013a.カナヘビ類が日中に利用している微生息環境.Akamata(24):13-16.
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タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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