文献

J-GLOBAL ID：201802226688473866   整理番号：18A0824985

浮遊ナノ粒子の最適状態推定のための正確なシステム【JST・京大機械翻訳】

An accurate system for optimal state estimation of a levitated nanoparticle

著者 (11件)： Jost M. (ETH Zurich, Integrated Systems Lab IIS) ,  Schaffner M. (ETH Zurich, Integrated Systems Lab IIS) ,  Magno M. (ETH Zurich, Integrated Systems Lab IIS) ,  Korb M. (ETH Zurich, Integrated Systems Lab IIS) ,  Benini L. (ETH Zurich, Integrated Systems Lab IIS) ,  Reimann R. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland) ,  Jain V. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland) ,  Grossi M. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland) ,  Militara A. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland) ,  Frimmer M. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland) ,  Novotny L. (Photonics Laboratory, Zurich, Switzerland)
資料名： IEEE Conference Proceedings  (IEEE Conference Proceedings)
巻： 2018  号： SAS  ページ： 1-6  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光学的に浮上したナノ粒子を含む実験装置は,生物物理学,センシングまたは量子力学を含む様々な分野における物理現象を研究するために今日広く使われている。粒子の重心運動のパラメトリック冷却に焦点を当てた。そこでは,光トラップを形成するレーザビームの強度を変調して,ナノ粒子運動を打ち消し,それをマイクロKelvin領域の温度まで冷却する。このような実験装置は変調周波数と位相の厳密な制御を必要とし,制御ループにおいて典型的に測定雑音の傾向がある。本論文では,実験配置の全体的冷却性能を改善する目的で,フィードバックループにKalmanフィルタを採用することにより,物理システムと雑音特性の追加知識を組み込んだ新しいアプローチを検討した。一つの運動軸に沿って粒子の位置を制御できる正確な状態推定システムを開発した。このシステムはアナログ測定信号を取得し,単一精度浮動小数点演算を用いて500kSample/sのサンプル速度で動作するKalmanフィルタによって処理されるように,それらをディジタル領域に変換する。次に,状態推定を実験装置にフィードバックするためにアナログ領域に変換した。閉ループ,全システムシミュレーションにより,提案手法が20%のオーダで冷却改善を達成することを確認した。さらに,この技術の予備実験試験を行った。提示したシステムは,すべての3つの運動軸がKalmanフィルタフィードバック信号を介して制御される,より多くの実験的解析と冷却装置の出発点として役立つ。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 冷却系機器 ,  システムシミュレーション ,  レーザビーム ,  Kalmanフィルタ ,  光トラッピング ,  *ナノ粒子 ,  位相 ,  アナログ系 ,  雑音特性 ,  *状態推定 ,  重心 ,  ディジタル方式 ,  量子論
準シソーラス用語： フィードバックループ ,  制御ループ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： フィルタ一般  (NC04021I) ,  システム同定  (IA02040O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 浮遊 ,  ナノ粒子 ,  状態推定