文献

J-GLOBAL ID：201802226731437170   整理番号：18A0933723

太陽熱光起電力のためのスペクトル選択性数層金属-誘電体構造における熱安定性の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of thermal stability in spectrally selective few-layer metallo-dielectric structures for solar thermophotovoltaics

著者 (4件)： Shimizu Makoto (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Aoba 6-6-01 Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan) ,  Shimizu Makoto (Univ Lyon, CNRS, INSA-Lyon, Universite Claude Bernard Lyon 1, CETHIL UMR5008, Villeurbanne F-69621, France) ,  Kohiyama Asaka (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Aoba 6-6-01 Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan) ,  Yugami Hiroo (Graduate School of Engineering, Tohoku University, Aoba 6-6-01 Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan)
資料名： Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer  (Journal of Quantitative Spectroscopy & Radiative Transfer)
巻： 212  ページ： 45-49  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0072A  ISSN： 0022-4073  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 太陽熱光起電力(STPV)システムにおける吸収体およびエミッタ材料としてのそれらの可能性を解析するために,スペクトル選択的数層金属-誘電体構造の熱安定性を評価した。高効率(例えば,STPV)システムは,特に高温(>1273K)において,スペクトル的に選択的な特性を有する材料を必要とする。高温応用のためのこのような材料を開発することを目的として,Moバルク基板上に堆積した誘電体材料(すなわち,酸化ハフニウム,HfO_2)の層間に挟まれた耐火金属(すなわちMo)ナノメータ膜から成る数層構造を提案した。真空条件(<5×10~-2Pa)では,数層構造は少なくとも1時間1423Kで熱安定性を示した。1473Kで,スペクトル選択性は劣化した。これは,上部HfO_2層の粒界を通る残留酸素によるMo薄膜の酸化によって引き起こされた。この実験により,1273K以上の温度で動作する応用のための数層構造の潜在的安定性と,数層構造の劣化機構を示した。この特性は,数層構造における熱安定性の改善に役立つと期待される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 薄膜 ,  高温 ,  *誘電体 ,  結晶粒界 ,  吸収体 ,  *太陽 ,  酸素 ,  *熱安定性 ,  高融点金属 ,  酸化ハフニウム ,  モリブデン ,  *スペクトル ,  *熱光起電力
準シソーラス用語： 層構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 熱放射 ,  高温応用 ,  太陽エネルギー ,  熱光起電力 ,  多層構造

分類 (1件)： 放射伝達,放射変調  (BD03080P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 太陽 ,  熱光起電力 ,  スペクトル ,  選択性 ,  誘電体 ,  熱安定性 ,  評価