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J-GLOBAL ID:201802226737601721   整理番号:18A0116335

拡張BDIモデルを用いることによるWerewolfゲームの追跡

Tracing Werewolf Game by Using Extended BDI Model
著者 (2件):
資料名:
巻: E100.D  号: 12  ページ: 2888-2896(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0469A  ISSN: 1745-1361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Werewolf(人狼)ゲームは,プレイヤが他のプレイヤの役割を,その言語行為(何を言ったか)から推量する一種のロールプレイングゲームである。このゲームにおいて,プレイヤは,他のプレイヤの信念および意図を推定し,他のプレイヤの意図を修正しなければならない。BDIモデルは,明確に精神状態,すなわち信念(B),願望(D)および意図(I)の観念をもつため,このゲームに対して適切なものの1つである。他方,このゲームにおいてプレイヤの信念は完全には既知でない。結果として,多くの場合において,プレイヤが独自の戦略を選択することは困難であり,プレイヤはしばしば確率的意図を維持しなければならない。しかしながら,従来のBDIモデルは,確率的精神状態の観念をもたない。本論文では,確率的精神状態を処理できるBDIロジックの拡張を提案し,これを用いてWerewolfゲームにおけるいくつかの状況をモデル化した。また,これらの状況に関する推論の例についても示した。本研究は,将来においてBDIロジックに基づくWerewolfゲームを開発するための基礎として役立ち得る。(翻訳著者抄録)
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ゲーム理論 
引用文献 (20件):
  • [1] H. Osawa, F. Toriumi, M. Inaba, D. Katagami, K. Kajiwara, and K. Shinoda, “Agent's reasoning model for achieving aiwolf,” Proc. of 19th Game Programming Workshop, pp.157-161, 2014. (in Japanese).
  • [2] N. Nide and S. Takata, “Stochastic strategy of agents with uncertain beliefs and BDI model,” Proc. of 30th Annual Conference of JSAI, 2016. (in Japanese).
  • [3] N. NIDE, S. Takata, and M. Fujita, “BDI logic with probabilistic transition and fixed-point operator,” Proc. of CLIMA '09, pp.71-86, 2009.
  • [4] A.S. Rao and M.P. Georgeff, “Modeling rational agents within a BDI-architecture,” in Readings in Agents, ed. M.N. Huhns and M.P. Singh, pp.317-328, Morgan Kaufmann, San Francisco, 1997.
  • [5] M.E. Bratman, Intention, Plans, and Practical Reason, Harvard University Press, 1987.
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