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J-GLOBAL ID：201802226740829382   整理番号：18A1981851

分散曲線とH/Vスペクトルによる2層地盤モデルの表層S波速度と表層厚の導出手法

EVALUATION OF THICKNESS AND SURFACE LAYER S-WAVE VELOCITY OF THE TWO LAYERED SUBSURFACE MODEL BY DISPERSION CURVE AND H/V SPECTRUM

著者 (2件)： 古家萌子 (早稲田大学大学院建築学専攻修士課程 元大学院生/現(株)小堀鐸二研究所) ,  前田寿朗 (早稲田大学理工学術院)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 24  号： 58  ページ： 975-978(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下構造モデルは,通常はPS検層のような参照データを持つGAによって分散曲線をシミュレートすることによって構築される。参照データが利用できないか,または微動アレイの半径が関心のある波長に対して不十分である場合には,2層モデルのようなより簡単な地下モデルを推定する方法が望ましい。著者らは,4分の1波長則と波長-厚さ比の概念を用いてモデルの表面層厚さと剪断波速度を推定する方法を提案した。この方法自体と波長-厚さ比を,K-NETとKiK-ネットの観測サイトにおけるPS検層データによってテストした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 地震観測 ,  *振動スペクトル ,  *解析モデル ,  *表層 ,  モデル ,  遺伝的アルゴリズム ,  観測網 ,  *S波速度 ,  二層構造 ,  地下構造モデル ,  *地盤モデル ,  地盤構造 ,  微動アレイ観測 ,  *分散曲線 ,  剪断波速度 ,  強震観測網 ,  進化的計算
準シソーラス用語： GA【アルゴリズム】 ,  *H/Vスペクトル ,  KiK-net ,  K-NET ,  PS検層 ,  *表層厚 ,  表面層

著者キーワード (8件)： 微動-観測 ,  地盤 ,  分散 ,  H/Vスヘ ク ,  常時微動アレイ観測 ,  表面下構造 ,  分散曲線 ,  H/Vスペクトル

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (6件)：

• 1) 紺野克昭, 片岡俊一:レイリー波の位相速度から地盤の平均S波速度を直接推定する方法の提案, 土木学会論文集 No.647, pp.415-423, 2000.4
• 2) 大橋明如, 紺野克昭, 片岡俊一, 斉藤正樹:地盤の平均S波速度とレイリー波の位相速度の関係, 土木学会第55回年次学術講演会I-B347, pp.694-695, 2000
• 3) 西守男雄, 長尾毅, 紺野克昭, 規矩大義,宮田正史:常時微動アレー観測による表層地盤のS波速度構造推定手法, 国総研資料第34号, 2002.6
• 4) 長郁夫, 先名重樹, 藤原広行:微動のH/Vスペクトルを用いたS波速度不連続の概査法の提案, 物理探査学会第129回学術講演論文集, 2013
• 5) 古家萌子, 前田寿朗:分散曲線とH/Vスペクトルから表層パラメータを導出する試行解析, 日本建築学会大会学術講演梗概集(中国), 2017.9

タイトルに関連する用語 (9件)： 分散曲線 ,  スペクトル ,  2層 ,  地盤モデル ,  表層 ,  S波速度 ,  厚 ,  導出 ,  手法